2016年に開設した大手前大学健康栄養学部では、開設年度より学生たちが「大手前カレー研究会」を立ち上げ、活動を続けています。学生が持つ健康と栄養の知識と、日本人の国民食であるカレーの可能性をかけ合わせた「おいしくて体にいい日本一のカレー」をめざし、日々、研究を続けており、食品メーカーと共同でレトルトカレーを製造するなど、活動は盛んに続いています。
カレーで使われるスパイスは漢方薬でもあり、さまざまな食材を組み合わせることで栄養バランスも優れています。管理栄養士をめざしている学生たちの研究テーマとして、最適な題材です。
研究会には約20人の学生研究員が在籍しており、研究員は毎年チームを組んでカレーを考案。教員の厳しい試食審査を経て絞られたオリジナルカレーを学園祭で毎年販売しています。
2016年11月実施の学園祭「大手前祭」で人気投票一位となった「牛すじ酒粕カレー」は、2017年にレトルトカレーとしての開発が決定。大阪市内に本社を置く食品メーカー「ハチ食品株式会社」とタッグを組んで、研究員が同社の開発部門担当者との意見交換や試食を重ね、レシピを開発しました。
またレトルトカレーのパッケージデザイン制作は、メディア・芸術学部の学生たちが授業課題として取り組みました。印刷会社のデザイン担当者らを審査員に迎え、プレゼンテーションを実施しデザインが決定。大学全体となってレトルトカレー製造への取り組みを進めました。
レトルトカレーはノベルティグッズとして商品化し、2017年秋以降のオープンキャンパスや進学ガイダンスなどで高校生、関係者に配布しています。
研究会発足後3年目となる今年度の活動は、第二弾となるレトルトカレーの製造を検討するなど、研究員たちの活動はまだまだ続いていきます。
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