フォト・ベースド・コミュニケーション(通称フォトコミ)とは、カメラというツールを通して、子どもたちが自己表現する力を身に付け、自己肯定感を向上させることを目的とした教育プログラム。大阪国際大学心理コミュニケーション学科の青野明子教授と林幸史准教授がフォトスタジオsoramark代表の相葉幸子氏とともに、昨年10月30日と11月24日の2回、多奈川小学校の児童を対象に実施した。この試みには、心理コミュニケーション学科の学生8人も参加した。報告会は3月7日(水)午後3時から4時15分まで、1号館213教室で。一般の聴講可。
第1回のテーマは「発見」。児童には本格的な一眼レフカメラが用意され、思い思いに校庭や校舎でシャッターを切った。第2回のテーマは「想いを撮る」。二人一組になり、カメラマン役になった児童は「あなたが『ありがとう』を伝えたい人は誰ですか?」などと質問しながら、相手の想いが来た瞬間にシャッターを切るという高度な試み。
さらに心理コミュニケーション学科の教員と学生は、このプログラムがもたらす児童たちの心理的変化や教育効果を、専門的観点から測定。報告会では児童が撮った写真の紹介とあわせて、それらの調査データの説明が行われる。
近年の小・中学校では、子どもたちの自己肯定感が向上しないことが問題視されており、このフォトコミが現代社会の大きな課題の解決に応え得るものか否か、報告会での説明が待たれている。
◆開催概要
<日時> 2018年3月7日(水)15時~16時15分
<会場> 大阪国際大学 守口キャンパス 1号館 2階 213教室
<内容>
プログラムのご紹介「フォトコミって何?」
フォトコミの教育効果と参加者の心理変化
<講師>
相葉 幸子 氏(フォトスタジオsoramark代表)
青野 明子 教授(大阪国際大学人間科学部心理コミュニケーション学科)
林 幸史 准教授(大阪国際大学人間科学部心理コミュニケーション学科)
◆関連URL
第1回撮影の様子
http://www.oiu.ac.jp/re-news/archives/2017/11/221630.html
第2回撮影の様子
http://www.oiu.ac.jp/re-news/archives/2017/12/221000.html
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