淑徳大学アーカイブズ(千葉市中央区)では、平成29年度特別展「『老い』へのまなざし―国家と家における高齢者福祉の歴史―」を来年4月27日(金)まで開催している。現代の社会福祉制度が成立する以前の高齢者対策の流れを、国家および支配者と家族や地域社会という二つの視点から取り上げ、「老い」の意味について考える展示となる。入場無料。
淑徳大学アーカイブズは2010年4月に設立。同大ならびに学校法人大乗淑徳学園の歴史や諸活動に関する資料、および日本の社会福祉史に関する資料を収集し保存を行うとともに、その公開や調査、研究、展示等を通して、同大ならびに日本の社会福祉の発展に寄与することを目的としている。
今回の特別展では、現代の社会福祉制度が成立する以前の古代から明治期にいたる高齢者対策の流れを、国家および支配者の視点とともに、家族や地域社会の視点という二つの視点から取り上げる。
特に、それぞれの時代において高齢者がどのような存在として捉えられていたのか、また高齢者福祉の担い手が時代とともにどのように変化していたのか、といった問題に焦点をあてることで、「老い」の意味を考えたい。
この展示が高齢者の「主体的な側面」を考え、また将来「老い」を迎えることになる若い人たちが自らの「老い」について考える参考になれば幸いである。
◆平成29年度特別展「『老い』へのまなざし―国家と家における高齢者福祉の歴史―」
【会場】 淑徳大学千葉キャンパス 淑水記念館3階「淑徳大学アーカイブズ特別展示室」
【会期】 2017年10月28日(土)~2018年4月27日(金) (土・日祝日・大学が定めた休日(年末年始等)を除く)
※ただし、展示替えや大学の行事等により臨時に閉室する場合があります。詳しくは淑徳大学アーカイブズまでお問合せください。
【時間】 10時~16時
【入場】 無料
・淑徳アーカイブズHP
http://www.shukutoku.ac.jp/shisetsu/archives/
▼本件に関する問い合わせ先
淑徳大学アーカイブズ
TEL:043-265-7526(直通)
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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