コベストロ、最も革新的な企業50社に選出

  • コベストロジャパン株式会社

・Technology Review誌のグローバルランキング
・アニリン生産の持続可能な新プロセスが高評価
・重要な化学品の生産に原油の代替として植物を使用

■ドイツ・レバクーゼン、2017年9月11日-
 コベストロは、Technology Review誌による2017年の最も革新的な企業50社に選出されました。著名なマサチューセッツ工科大学(MIT)が発行する科学技術誌のドイツ語版において、コベストロの持続可能な生産プロセスが、「革新的なアイデアと先駆的な開発」を評価するグローバルランキングに選定され、ベルリンで開催された祝賀会で選出された企業50社が発表されました。
 コベストロは、植物由来の原料を使用して化学産業やコベストロの生産プロセスにおいて重要な化合物であるアニリンの生産に成功しました。これにより、一般的に原料として使用されている石油を節減することができます。ランキング上位50社には、新興企業だけでなく、アマゾン、アルファベット(Google)、メルク、ダイムラーなどの多国籍企業も含まれています。

■原料の選択肢がより広範に
 「Technology Review誌に当社の功績が認められたことを嬉しく思います。このような評価を受けたことは、当社のイノベーションに対する能力の高さが改めて実証されたことになります。再生可能な原料を使用してアニリンを生産できたことは、化学産業とプラスチック産業が希少な化石原料や市場の変動に左右されなくなるための重要なステップです。これは、“世界を明るくより良い場所に”というコベストロのビジョンをどのように達成するかを示す一例です」とイノベーション、マーケティング、セールスの担当役員で、コベストロのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるマーカス・スタイレマンは述べています。
 コベストロは、パートナーであるシュツットガルト大学、RWTHアーヘン工科大学のCAT触媒センターやバイエル社と連携して全く新しい生産プロセスを開発し、研究室でその実現可能性を確認しました。この方法で生産されたアニリンの中の炭素は100%バイオマス由来です。このプロセスは現在、さらに技術的に規模の大きい生産施設に引き継がれています。最終目標は、産業規模でバイオ由来のアニリンを生産することです。それが実現すれば、産業界で前例のない成果となるでしょう。

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コベストロ社について
コベストロ社は2016年度売上高が119億ユーロの世界最大のポリマー製造企業のひとつです。主たる活動分野は、高機能ポリマー材料の生産、および日常生活の多くの分野で使用されている製品の革新的ソリューションの開発です。主要な顧客は、自動車、電気/電子、建築、スポーツ・レジャーの各産業です。コベストロ社(旧バイエル マテリアルサイエンス)は、世界中の30拠点に生産施設があり、社員数は2016年末で約15,600人(正社員)です。詳しくはこちらをご覧ください。covestro.jp

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この企業の情報

組織名
コベストロジャパン株式会社
ホームページ
http://www.covestro.jp
代表者
米丸 公康
上場
海外市場
所在地
〒105-0011 東京都港区芝公園1-7-6クロスプレイス浜松町7F

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