新潟にAI(人工知能)新会社設立。AI技術を駆使して、幅広くビッグデータを解析。
データ・サイエンティストを育成して、新潟地域の生産性向上と地域創生に寄与していく。
8月3日、新潟市米山にNSGグループは新会社として、株式会社新潟人工知能研究所(代表取締役 黒田達也、NSGホールディングス100%出資、以下同社)を設立しました。同社はAI(人工知能)技術を駆使し、NSGグループ各事業の高付加価値化に加え、新潟のあらゆる企業、団体、行政の持つ様々なデータ解析をも手掛け、新潟地域の生産性向上と地域創生に寄与していく所存です。
今やAI(人工知能)という言葉を聞かない日はないほど、わが国の経済、社会の将来の発展にAIは不可欠な技術であると言われています。しかし、実際にはAIの研究者やAI技術を身に付けたデータ・サイエンティストは東京を中心とした大都市圏に集中しており、その東京においてさえ、企業や社会の急増するAIへのニーズに対してデータ・サイエンティストの絶対数が全く足りていないというのが現状です。
このような環境の中、NSGグループでは、今年4月に専門学校としては全国で初となるAIコースを新潟コンピュータ専門学校に設置し、新潟にてデータ・サイエンティストを多数輩出していく予定です。そこで、同社はAI技術のマーケティングデータ解析への応用で実績のあるデータアーティスト株式会社(本社東京、代表取締役・山本覚、以下、DA社)から技術協力を受け、同校人工知能コースの学生インターンや卒業生を中心に、実践的なデータ・サイエンティストを育成しつつ、事業を展開していく計画です。当初はDA社からのプログラム開発およびデータ解析案件を中心に業務を開始し、次にNSGグループの持つ膨大なデータの活用によるグループ事業の高付加価値化に挑戦、同時に新潟のあらゆる企業、団体、行政の持つ様々なデータ解析をも手掛け、新潟地域の生産性向上と地域創生に寄与していく所存です。
なお、同社代表取締役の黒田達也は、事業創造大学院大学(新潟市米山)の副学長・教授であり、(株)リクルート、(株)エイチ・アイ・エスでのベンチャー企業経営の経験、(一社)日本経済団体連合会、(一社)日本ニュービジネス協議会連合会での企業ネットワークを持つ傍ら、東京大学工学系研究科技術戦略学専攻の坂田一郎教授の下、ネットワーク分析やAI、ビッグデータ解析の研究に現在従事しています。同研究室のOBであるDA社の山本覚氏と、地方におけるデータ・サイエンティストの不足がさらなる地方と東京圏との格差を助長するという見解で一致し、今回の新潟での同社設立に至りました。
NSGグループでは、今後、さらに多様なICT・AI分野の教育に力を入れていく方針であり、より多くのAI人材を輩出していく予定です。こうした人材が最大限活躍できる場としても、今後の同社の発展と事業展開にご期待いただきたいと思います。
(関連HP)
東京大学工学系研究科技術戦略学専攻 坂田・森研究室
http://ipr-ctr.t.u-tokyo.ac.jp/sklab/
データアーティスト株式会社
http://www.data-artist.com/
<株式会社新潟人工知能研究所>
http://www.nai-lab.com/
(英字名: Niigata Artificial Intelligence Laboratory, NAIL)
所在地:新潟市中央区米山3-1-53
代表者名:黒田 達也
【プレスリリースに関するお問い合わせ】
担当者名: 黒田 達也
TEL:025-364-7011(NSGグループ広報室)
E-mail: info@nai-lab.com