東京経済大学(東京都国分寺市)の学生は、物々交換を繰り返し得た資金で国境なき医師団へ寄付をする「わらしべ長者プロジェクト」を、7月10日(月)~14日(金)の昼休みにキャンパス内で展開している。
昨年に引き続き2回目の実施となり、学内で交換を繰り返し得た物資を換金し特定非営利活動法人国境なき医師団日本(特定NPO法人)へ寄付する社会貢献運動である。
メンバーは昨年同企画を実施した「グローバルキャリアプログラム」に所属する学生が主体。5ヵ月間の海外留学で経験し得たことを元に、再度このプロジェクトを実施しようと再集結した。
「わらしべ長者プロジェクト」代表を務める町塚洋介さん(経済3年)は「昨年は多くの方に協力頂き最終的にリサイクルショップやネットオークションを通じて11,297円に換金でき、無事に『国境なき医師団』に寄付することができました。今年の目標金額は、昨年目標金額の倍の3,000円です。3,000円あれば途上国で120人分のはしかの予防接種が可能です。昨年同様10,000円を集めることができると300食の栄養治療食を提供できるのです」と述べている。
また、プロジェクトの意義について町塚さんは「このプロジェクトでいちばん重要なのは、物々交換でお金が介在しない斬新さと自分が持ってきたものが何に代わるかというワクワク感。そして、押入れの奥に眠っている価値がありそうなものを持って来るだけというシンプルさです。運営側も参加者もみんなで楽しみながら社会貢献できることが一番です」と力を込めている。
これまでのところ、新品のスニーカーや本、スマホケースなどさまざまなものが交換されており、昨年の額を上回ることができるよう最終日にむけ期待が高まっている。
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東京経済大学 広報課(担当:瀧口)
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