静岡文化芸術大学の学生たちで作ったお米を大学生協で販売する。浜松市北区引佐町にある「久留女木の棚田」でお米作りに取り組んだ。耕作放棄地の田んぼを借り受け、背丈ほどある木を切るところから始めて、ようやく販売にこぎつけることができた。
1月31日(火)から静岡文化芸術大学の学生たちで作ったお米を大学生協で販売する。
浜松市北区引佐町にある「久留女木の棚田」でお米作りに取り組んだ。
「久留女木の棚田」は、美しい景観を誇り、日本の棚田百選にも選ばれている。しかし、最近農家の後継者不足から、耕作されなくなる棚田が増え、景観が損なわれてきている。
今年度、文化政策学科の舩戸准教授が中心となり、耕作放棄地の田んぼを借り受け、背丈ほどある木を切るところから始めて、水の確保など苦労を重ねた。通常、新米の時期は10月だが、収穫できたのは12月。パッケージのデザインなどを経て、ようやく販売にこぎつけることができた。
このお米は、「棚田の恵」として、大学生協で販売する。
販売価格は、300グラム(2合)で400円。決して安くはないが、携わった学生たちの苦労が詰まったお米として、その味に期待している。
▼本件に関する問い合わせ先
公立大学法人 静岡文化芸術大学
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【リリース発信元】 大学プレスセンター
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