アメリカ留学の進路指導に40年以上の実績をもつ栄 陽子留学研究所(東京都港区)の所長で留学カウンセラーの栄 陽子が、『留学で夢もお金も失う日本人 ~大金を投じて留学に失敗しないために~』を著しました。9月2日に扶桑社から発売されます。
アメリカ留学の進路指導に40年以上の実績をもつ栄 陽子留学研究所(東京都港区)の所長で留学カウンセラーの栄 陽子が、『留学で夢もお金も失う日本人 ~大金を投じて留学に失敗しないために~』を著しました。9月2日に扶桑社から発売されます。
◆急増中! お金が理由で留学を続けられない日本人
「お金がかかりすぎて留学を続けられない」――留学カウンセラーとしてこれまで8,000人以上の留学生をアメリカに送り出してきた著者のもとには、このような相談が急増しています。
留学先として人気の高い州立のUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)の年間費用(授業料+寮・食費)が、じつに55,000ドルという高値です。アメリカの大学の学費高騰はとどまるところを知らず、学生ローンの膨張はアメリカで大きな社会問題になっています。
そこで「学費が安い」ことが魅力のコミュニティ・カレッジ(二年制の公立大学)にまず留学して、それからUCLAに編入しようというのが、いまの留学の大きなトレンドになっています。ところが「安い」はずのコミュニティ・カレッジが、決して安くないのです。
というのも、コミュニティ・カレッジは寮を設けていない場合がほとんどで、留学生はホームステイかアパート暮らしをしなければなりません。このホームステイが値上がりを続けていて、いまや月に1,200ドルくらいするのが当たり前です。アパートにしても、ロサンゼルスやニューヨーク辺りになると、家賃は東京と変わらないか、もっと高いくらいです。「コミュニティ・カレッジへの留学に年間300万円かかっている」――著者のもとに相談に来る人たちは口々にそう言います。
◆希望をもってアメリカ留学を実現させるために
お金にかかわる相談が急増していることに憂慮した著者が、最近の留学の“失敗”の実態にメスを入れたのが本書です。著者は2007年に『留学で人生を棒に振る日本人』(扶桑社)を上梓し、英語にとらわれて留学に失敗する日本人留学生の姿を暴き、大きな反響を呼びました。本書はその続編というべきものです。
本書は留学の失敗例を暴くだけでなく、これから留学しようという人がお金のことで失敗しないように、いかに費用の問題をクリアして留学を実現させるか、その具体的なノウハウも指南します。留学を成功させた事例も、豊富に載せています。
アメリカ留学に対して前向きに、希望をもって臨んでほしい――そんな著者の思いが詰まった一冊です。
◆著者プロフィール
栄 陽子(さかえ ようこ)
留学カウンセラー、栄 陽子留学研究所所長。セントラルミシガン大学大学院教育学修士課程修了。主著に『ハーバード大学はどんな学生を望んでいるのか?』(ワニブックスPlus)、『留学・アメリカ大学への道』(三修社)、『留学で人生を棒に振る日本人』(扶桑社)、『逃げ上手ほど生き上手』(ヴィレッジブックス)ほか多数。
◆書籍情報
・書名:留学で夢もお金も失う日本人 ~大金を投じて留学に失敗しないために~
・著者:栄 陽子
・出版社:扶桑社
・仕様:新書版・208ページ
・定価:780円(+税)
・ISBN:978-4-594-07544-6
・発売日:2016年9月2日
◆目次
第一章 留学という夢が絶望に変わるとき
第二章 日本人が知らない「ホームステイ」の実態
第三章 留学への視線が変化している
第四章 できるだけ安く留学する方法がある!
第五章 大きく変わる世界を生き抜くために
栄 陽子留学研究所は、アメリカの高校・大学・大学院を「卒業する」目的で留学する人のために、留学カウンセリングと進路指導、情報発信を行っています。1972年の創立以来、全米700以上の大学に8,000人以上の留学生を送り出してきました。
- 本件に関するお問合わせ先
-
栄 陽子留学研究所
担当:村野
107-0052:東京都港区赤坂1-11-36アークヒルズ バイカウンテス120
TEL:03-3224-0777 FAX:03-3224-9118
E-mail:sisapr@sakaeyoko.co.jp