初年次教育と新入生サポート

もうすぐ入学シーズン。大学では新入生がスムーズに学生生活をスタートできるよう、さまざまなサポートを行っている。その核となるのが「初年次教育」で、文科省によると国内の9割以上の大学が実施している。大学で必要な基礎的知識やスキルを身に付けるのが目的だ。先輩学生が新入生をサポートしたり、新入生歓迎パーティを開催する例もある。
【筑波学院大学、千葉商科大学、清泉女子大学、帝京大学、法政大学、大谷大学、大阪工業大学、広島国際大学】


 筑波学院大学(茨城県つくば市)では、初年次教育をキャリア教育の一環ととらえ、フレッシュマンセミナーとして通年で多種の講座を開講している。昨年開始した「スクウエアダンス」は効果が顕著であり、新年度も続行する。また、学生の将来ビジョンを明確にするため、つくば青年会議所の協力で、地域の若手経営者達とのセッションを行う。学校法人東京家政学院の創始者である大江スミの教育理念を解説する講座では、学生の有志が翌年の文化祭で、来場者に大江スミの理念を紹介する役割を努める計画である。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=8162

 千葉商科大学(千葉県市川市)では、学生の主体性や学修意欲を高める初年次教育を行っている。特徴的な取り組みとして、国際教養学部の必修科目「海外フレッシュマンキャンプ(海外文化研修)」、社会で活躍する多彩なスピーカーから学ぶ「ユニバーシティ・アワー」、大学全体が1年生の学びをサポートする「初年次ゼミ」などがある。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9223

 清泉女子大学(東京都品川区)は、キャンパス内の旧島津公爵邸(東京都指定有形文化財)においてガーデンパーティーを開催している。これは新入生歓迎のために毎年行われる学生主催の行事。同大が横須賀にある頃、シスターらが女子大学らしいあたたかく楽しい雰囲気にしたいという考えからバラ園を創り、学生の家族や外部の人を招いたことが始まりとされる。魅力的な新入生を選出する「アゼリアクイーンコンテスト」も開催されている。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7878

 帝京大学八王子キャンパス(東京都八王子市)では、2016年4月入学予定者の保護者や生徒を対象とした入学前準備号『Stand by』を発刊した。大学に入学する前に知っておきたいことや、就職状況などを導入部分とし、早期から将来を見据えたキャリア形成の重要性などを説明した内容となっている。これは2009年度から作成しているもの。今年度は、昨年度の読者アンケートを元に、どのような4年間を過ごしたのか、学生とその保護者にインタビューを行い、保護者と学生とのかかわり方を特集した。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9171

 法政大学(東京都千代田区)学習ステーションは4月に、新入生・保護者を対象としたサポート「新入生サポーター」を実施している。これは、入学して初めての授業登録を終えるまでの間、先輩学生が「新入生サポーター」として特設ブースを設けて、新入生の相談に応じるもの。大学施設の案内から履修要綱の読み方、時間割の組み方から学生生活に至るまで多岐にわたる相談に応える。入学式当日には「保護者向けキャリアガイダンス」を開催。就職活動の現状や大学生活の過ごし方、高度会計人育成センターによる簿記・会計関係の資格取得支援講座について説明する。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9222

 大谷大学(京都市北区)2016年度新入生歓迎実行委員会は、新入生歓迎イベントの一つとして「さくらんぼ~もう少しで谷大生♪~」を開催。これは、入学を直前に控えた新入生同士が集い、交流を深めることで、新しい教育環境での不安を取りのぞき、春からの大学生活への期待を膨らますことを目的に実施するもの。毎年、新入生の5人に1人が参加している。新入生同士だけでなく、各学科やサークルの先輩たちともつながりを深めるきっかけとなり、新しい大学生活を充実させることができる。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9203

 大阪工業大学(大阪市旭区)工学部は1年次後期に「エンジニア」としての素養を身に付ける授業「エンジニアリング探究演習(PBL)」を開講している。これは機械工学科、ロボット工学科、電気電子システム工学科、電子情報通信工学科による合同授業(演習)で、企画立案、加工・製作、プレゼンテーション、コンペティションなど、「ものづくり」の一連の作業を体験・体感する。学科混成で40グループを編成し、それぞれの学びの特色を生かして「ロボット車両」の製作に共同で取り組む。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9088

 広島国際大学(広島市)では、行政・経済・文化・スポーツの各界で地域創生に寄与してきた専門家のさまざまな取り組みをテーマに、学生自身が実現できる地域創生を考える授業「地域創生論」を2016年度からスタートさせる。同大では、ディプロマポリシーに基づいた人材を育成するために、『広国教育スタンダード』を構築しており、「地域創生論」は学部・学科・専攻の枠を超えた全学共通スタンダード科目の一つ。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9186

 東広島、呉の両キャンパスにある学生寮では、親元を離れて一人暮らしをスタートさせる新入寮生の不安を少しでも和らげようと、2015年度から入寮式を実施している。式には入寮している先輩が参加し、新入寮生と一緒に軽食をとりながら、寮ならではのメリットを説明。新入寮生が学生生活のイメージを膨らませることができるよう配慮している。式を盛り上げるのは、課外活動団体の多彩なパフォーマンス。ダンスやギターの弾き語り、和太鼓の演奏など、これから始まる学生生活への期待感を演出する。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=9185


【リリース発信元】 大学プレスセンター http://www.u-presscenter.jp/

この企業の関連リリース

この企業の情報

組織名
大学プレスセンター
ホームページ
http://www.u-presscenter.jp/
代表者
田所 浩志
資本金
1,000 万円
上場
非上場
所在地
〒102-0084 東京都千代田区二番町11-7住友不動産二番町ビル1階
連絡先
03-3515-3591

検索

人気の記事

カテゴリ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 機能と特徴
  • Twitter
  • デジタルPR研究所