※本プレスリリースは、2026年11月5日にSiemens Healthineers AGより発表された内容の和訳となります。資料の内容および解釈については英語の原文が優先されます。
原文:https://www.siemens-healthineers.com/press/releases/olyrian-diagnostics
- 体外診断薬・診断機器事業を独立した組織とするための準備を推進
- 新名称「Olyrian Diagnostics」は段階的に導入
- Olyrianは、患者さんの検体採取からポピュレーションヘルスまで、医療・ケアの幅広い場面で診断の進歩に貢献
Siemens Healthineers AG(シーメンスヘルシニアーズ、本社:ドイツ・エアランゲン)は11月5日、体外診断薬・診断機器事業を独立した組織として運営するため、カーブアウトに向けたプロセスを開始したことを発表しました。これは、同事業が「Olyrian Diagnostics」(以下、Olyrian)の名称で事業を展開する独立企業となるための重要な一歩です。同時に、Siemens Healthineersは社名を「Healthineers(ヘルシニアーズ)」に変更する予定であることも発表しました。この2つの移行は並行して進められます。
Olyrianは、「Powering human potential at the heart of care」という明確なパーパスのもと、新たな道を歩み始めます。新名称とパーパスは、ヘルスケアの中心にいる人々に対する揺るぎないコミットメントと、検査室からポイント・オブ・ケア(患者さんのそばで、 医療従事者が行う迅速かつ簡便な検査)まで、診断の進歩に注力する同社の姿勢を表しています。
Siemens Healthineersで体外診断薬・診断機器事業を統括するSharon Brackenは、次のように述べています。
「テクノロジーは可能性を生み出しますが、その可能性を患者さんへのより良いケアと治療成果につなげるのは人です。私たちは日々、ケアの中核となる検査室において、患者さんが必要とする重要な答えを提供するケアチームを支援しています。検査を実施する人、結果を解釈する人、そして次に取るべき対応を判断する人のいずれにとっても、情報に基づいた、相互につながるワークフローは、業務効率の向上と患者さんの健康状態に対するより包括的な理解に貢献します。Olyrian Diagnosticsという名称は、私たちの新たな章を象徴するものです。私たちはこれまでの歴史を誇りに思うとともに、これからの未来に大きな期待を寄せています。」
Olyrian Diagnosticsという独立した名称を採用する理由と、その意味
Olyrianの設立は、体外診断薬・診断機器事業を独立した組織として運営するための準備における次のステップです。この移行は2028年半ばまでに完了する予定です。独自の名称とブランドを持つことで、診断領域に特化した世界最大級の独立企業の一つとして、明確な市場プレゼンスを確立します。Olyrianは、患者さんの検体採取からポピュレーションヘルスまで、検査室およびポイント・オブ・ケア検査における診断ソリューションを提供します。Olyrianのパーパスである「Powering human potential at the heart of care」は、体外診断に特化し、インテリジェントテクノロジーと、診断情報を生み出し、解釈し、それに基づいて行動する人々の専門性を融合するというコミットメントを表しています。
移行期間中、Olyrianは引き続きSiemens Healthineersの一員
Olyrian Diagnosticsは、100年以上にわたる診断検査の歴史を持つ、Siemens Healthineersの体外診断薬・診断機器事業の新名称です。独立した組織を目指す一方、移行期間中、Olyrianは引き続きSiemens Healthineersの一員として事業を展開します。お客様には、移行期間を通じて、これまでと変わらない品質、サービス、イノベーションを提供してまいります。現時点では、製品およびサービス、契約、サービスレベル、お客様のお問い合わせ窓口に変更はありません。カーブアウトの進展に応じて最新情報をお知らせするとともに、今後変更が生じる場合には、対象となるお客様に直接ご案内します。
体外診断薬・診断機器事業の歴史
Siemens Healthineersは、2006年および2007年に3社*を買収し、体外診断薬事業を確立しました。これらの企業が持つ豊かな歴史は、1884年までさかのぼります。現在、同事業では、ほぼすべての主要な疾患領域を網羅する検査項目のポートフォリオを通じて、年間160億件を超える検査を支えています。その革新の歴史には、世界初の糖尿病用尿検査試験紙や、業界初となる全自動の生化学・免疫統合分析装置などが含まれます。現在のポートフォリオは、検査室の自動化、インフォマティクス、ポイント・オブ・ケア検査ソリューションなどで構成されています。Olyrianとして、同事業はこのレガシーを受け継ぎ、「Powering human potential at the heart of care」という明確なパーパスのもと、さらなる発展を目指します。
移行の進展に関する詳細については、
https://olyriandx.com/ をご覧ください。
*シーメンスAGは、2006年にDiagnostic Products Corporation(DPC、1971年設立)を買収し、2007年にはバイエルの診断事業(同社が買収した1884年設立のMiles Laboratoriesを含む)およびDade Behring(1904年設立)を買収しました。
シーメンスヘルスケア株式会社、シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社、株式会社バリアン メディカル システムズは、グローバルなメドテックカンパニー、Siemens Healthineersの日本における事業会社です。Siemens Healthineersは、ドイツ・エアランゲンを本拠とし、世界70ヵ国以上に拠点を置き、180カ国以上で事業を展開しています。「We pioneer breakthroughs in healthcare. For everyone. Everywhere. Sustainably. ヘルスケアを、その先へ。すべての人々へ。」というPurposeのもと、CT、MRI、マンモグラフィなどをはじめとする画像診断装置や、免疫や生化学検査のための体外診断薬・検査装置、画像ガイド下治療や先進的ながん医療のための医療機器を提供しています。また、医療従事者の方々が高品質で効率的なケアを提供できるよう、デジタルヘルスケアサービスや病院経営に関するソリューションも積極的に拡充しています。2026年9月末までの2026年度における全世界の売上は約236億ユーロ。全世界で約7万5千人の社員が活躍しています。詳しい情報はこちらでご覧いただけます。
グローバルサイト:https://www.siemens-healthineers.com/
日本のサイト:https://www.siemens-healthineers.com/jp