聖学院大学(埼玉県上尾市、学長:小池茂子)は、10月31日(土)の学園祭「ヴェリタス祭」において、地域企業から提供を受けた建築資材の端材をもとに、学生と職員が協働で手作りしたバリアフリー資料用の本棚「りんごの棚」を一般公開します。あわせて同日に、端材の提供などにご協力いただいた企業への感謝状贈呈式を行います。本取り組みは、2025年1月に本学で開催した「IBBY選定バリアフリー児童図書展」をきっかけに、誰もが読書を楽しめる環境を図書館で保障したいという思いから始まった、学生と職員、地域企業が連携するプロジェクトです。
■ 取り組みのきっかけ
2025年1月6日から11日に本学総合図書館で開催した「IBBY選定バリアフリー児童図書展」の準備・運営を進める中で、バリアフリー資料の必要性や、誰もが読書を楽しめるアクセシブルな資料を集めた本棚=「りんごの棚」の意義について対話を重ね、あらゆる利用者に読書環境を保障する図書館の役割を再認識しました。展示会の成功を受け、職員だけで棚を設置するのではなく、学生が主体的に参加する形で本棚を一から手作りする構想が固まりました。
■ 取り組みの目的
- 読書バリアフリーを推進するとともに、バリアフリー資料の存在や「りんごの棚」の意義を学生をはじめとする利用者に知ってもらい、その理解を深めてもらう。
- 地域企業との連携や資材の再利用(エコ)にもつなげる。
- 企画から制作まで学生が主体的に担う、実践的な学びの場とする。
■ 地域企業との連携とプロジェクトの進め方
協力企業:株式会社アイダ設計、株式会社マルオカ(資材のご提供/プレカット工場見学/資材の運搬等)
6月:学生を対象にプロジェクトの説明会を実施
7月:参加学生に向け、ビジネスマナー講座を実施(企業への連絡・依頼時のマナーを学ぶ)
8月:地元企業へ電話で建築資材の端材の提供を依頼
8月:株式会社アイダ設計のプレカット工場を見学。企業のアップサイクルの現場を学ぶ
8月:提供された端材をもとに、学生と職員が協働で棚を制作
9月:棚が完成し、総合図書館へ設置
9月:バリアフリー資料 説明会・体験会を開催。りんごの棚へ設置する本の選書も開始
10月31日 :ヴェリタス祭において、りんごの棚を一般公開。協力企業への感謝状贈呈式も行う
■ バリアフリー資料 説明会・体験会
棚の完成に合わせて、NPO法人ピープルデザイン研究所りんごプロジェクトより講師をお招きし、9月17日にバリアフリー資料 説明会・体験会を開催しました。参加した学生は点字図書や布の絵本、大活字本などに実際に触れ、それぞれの資料の役割や工夫を肌で感じました。実際に手に取ることで、「誰もが読書を楽しめる環境」の必要性を身近な課題として捉えるきっかけとなりました。ここでの学びを活かし、「りんごの棚」へ設置する本の選書を進めました。
■ プロジェクト参加学生の声
「多くの方々と協力し、一つの大きな目標を達成する喜びを実感しました。この活動が、読書を苦手とする方が本に触れ合うきっかけとなれば幸いです」
「視覚障害と言ってもさまざまな症状があり、点字以外にも読める本があるということは、この活動を始めてから知ったことでした」
「選書する過程で、バリアフリー資料についての理解もより深まりました」
■ 一般公開・感謝状贈呈式
10月31日(土)に学園祭「ヴェリタス祭」で「りんごの棚」を一般公開します。
同日に、端材の提供や制作にご協力いただいた企業への感謝状贈呈式を行う予定です。
<概要>
日時:2026年10月31日(土)*ヴェリタス祭公開日
会場:聖学院大学総合図書館
内容:「りんごの棚」一般公開10時〜15時/協力企業への感謝状贈呈式10時〜11時
■ 今後の展開
引き続き手元に残っている寄付資材を活用し、2027年2月下旬に棚を増設する予定です。あわせてバリアフリー資料も充実させます。さらに地域の図書館や近隣の特別支援学校などとの連携も図り、地域全体の読書バリアフリー化に貢献していきたいと考えております。
取材可能です。どうぞお問い合わせください。
キーワード:#りんごの棚 #バリアフリー資料 #産学連携 #地域連携 #端材の再利用
▼本件に関するお問い合わせ先
入試・広報課
松崎、平田
住所:埼玉県上尾市戸崎1-1
TEL:048-780-1707
FAX:048-725-6891
メール:pr@seigakuin-univ.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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