住友電工情報システム株式会社は、IT資産管理/セキュリティ管理統合システムの最新版「MCore(エムコア)Ver.7.9SP2」を10月30日より販売開始します。新機能「MCoreデータビュー」は、Web画面で表示されない詳細な資産情報も、データベースから目的に合わせて必要な形式で直接抽出・加工できる機能です。MCoreで収集した情報の活用範囲が大幅に広がり、監査対応や社内システム連携の効率化を実現します。加えて、パッチ管理機能を強化し、Office製品やWindows 11の最新のパッチ形式に対応したことで、管理者の運用負担を軽減します。
MCore Ver.7.9SP2で新たに搭載・強化した機能は下記の通りです。
1. 新機能「MCoreデータビュー(オプション)」で詳細情報を自由に抽出、社内システム連携を支援
IT資産管理業務では、管理台帳の作成や監査対応、社内システムとの連携のため、管理している資産情報の活用が不可欠です。今回新たに搭載したMCoreデータビューは、MCoreのWeb画面で表示される情報に加え、収集・蓄積された詳細な運用データを社内システムから直接参照・抽出できる機能です。ドライブ情報やインストールソフトウェア情報など、1台のPCに関連する情報が複数ある “一対多”のデータも、目的に応じた組み合わせで取得できます。データベースに直接接続できるため社内の各種システムや分析ツールとの連携もスムーズに行えます。
これにより、MCoreは企業のIT運用データのハブとして機能し、セキュリティ強化や業務の効率化、データ活用の高度化を実現します。例えば、社内BIツールと連携したセキュリティ状況のダッシュボード化や、BitLockerのステータスと利用者情報の紐づけによるデバイス管理、独自の社内フォーマットに対応した資産台帳の作成など、自社の運用に合わせた幅広い活用が可能です。
■MCoreデータビューの活用例
・PC単位で利用者情報、BitLockerの暗号化状態、回復キーをまとめて一覧で抽出
・申請システムに入力する端末情報をMCoreから取得し、申請者の入力負担を軽減
・CSV出力では追跡調査が困難な情報(IPアドレスの利用履歴など)も横断検索
「MCoreデータビュー」を活用したシステム連携イメージ
MCoreデータビュー詳細はこちら
https://www.sei-info.co.jp/mcore/functions/mcoredataview/?argument=EkZKmXCQ&dmai=20261030d
2. パッチ管理機能を強化、Microsoft Office Click-to-Run(C2R)*1とWindows 11 チェックポイント累積更新プログラム*2に対応
企業のPC運用では、ソフトウェアやOSの更新方式の変化に合わせて、継続的かつ確実なパッチ適用が課題となっています。これに対応するため、MCoreのパッチ管理機能を強化しました。
・Microsoft Office Click-to-Run(C2R)対応
従来のMSI方式*3に加えC2R形式(Microsoft 365含む)の更新に対応。
Microsoft 365製品も含むOffice製品のインストール形式を問わず、セキュリティ更新を確実に適用・維持できます。
・Windows 11 チェックポイント累積更新プログラム 対応
Windows 11(バージョン24H2以降)の新しい更新方式に対応。
OS更新に伴う運用見直しや手作業の負担を抑えます。
最新のPC環境でも管理者の運用負担を大幅に軽減し、確実なセキュリティ対策を支援します。
*1:Click-to-Run(C2R)は、Microsoft Office製品をインターネット経由でインストール・更新する方式です。
*2:チェックポイント累積更新プログラムは、Windowsの更新を効率的かつ安全に行うためにMicrosoftが導入した新しい更新方式です。更新の節目となる「チェックポイント」を設けることで、更新負荷を軽減します。
*3:MSI方式は、パッケージファイル(「.msi」ファイル)をパソコンにダウンロードしてインストール・更新する従来型の方式です。
当社は今後も、企業の運用スタイルに寄り添い、管理者の負担を軽減しながらセキュアなPC環境を実現するIT資産管理システムの製品開発に取り組んでまいります。
■MCoreについて
MCoreは、「IT資産管理」「セキュリティ対策」「コンプライアンス対策」を1つのシステムで実現できる統合型IT資産管理システムです。住友電工グループが保有する国内外のパソコン(PC)を一元管理するために、自社開発したシステムが基盤になっています。大手企業で培ったノウハウを活かしたユーザ目線の設計と、数千~数万台のPCを1台のサーバで管理できる業界トップクラスの高いスケーラビリティにより、スムーズで確実な管理・運用が可能です。