昭和医科大学(東京都品川区、理事長・学長:上條由美)が設置するメディカルデザイン研究所(横浜市緑区・横浜キャンパス内)のメディカルデザイナー・志村優さんが、「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」において深澤賞を受賞しました。本コンペティションでは応募作品1,610件の中から、厳正な審査を経て受賞作品が選出されました。受賞作品は、アレルギー特定原材料9品目それぞれをリボンで表現し、食品にどの原材料が含まれているかを視覚的に伝える「しるし」のデザインです。アレルギー疾患を持つ人が増加するなか、含まれる原材料をさりげなく示すことで、誰もが安心して食事を楽しめるようにとの気遣いを形にした提案が評価されました。
<受賞作品の概要>
- 作品名:「pac」
- 受賞名:深澤賞
- 受賞者:志村 優さん(昭和医科大学メディカルデザイン研究所 メディカルデザイナー)
<受賞作品の紹介>
シヤチハタ株式会社の公式ウェブサイトにて、受賞作品が紹介されています。
・URL:
https://www.shachihata.co.jp/pressrelease/detail/?id=13861
<受賞者・志村 優さんからのコメント>
今回のコンペティションで、贈る人と受け取る人、双方への思いやりを込めた「気遣いのしるし」が選ばれたこと、とても嬉しく思います。
私自身、多数の食物アレルギーを持っており、友人から手作りのお菓子をいただいたときに、「これはアレルギーだから食べられない」と言い出しづらく、食べたくても食べられないことに申し訳なく思う経験がありました。そうした経験がきっかけとなり、このデザインは生まれました。
安心してぱくっと食べてもらえるよう、「pac」と名付けたこの作品が、食物アレルギーについても知っていただくきっかけになりましたら幸いです。
<コンペティションおよび深澤賞について>
「シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション」は、新しいプロダクトの可能性を切り開くデザインを募集するコンペティションです。
今回、志村さんが受賞した「深澤賞」は、審査員を務める世界的に著名なデザイナー・深澤直人氏が選出する賞です。今回の受賞は、志村さんのデザイン提案が第一線で活躍するデザイナーから評価されたことを示すものです。
<受賞の意義と今後の展望>
食品に含まれるアレルギー物質の情報は、食の安全を考えるうえで重要な情報です。今回の作品は、その情報をどのように伝えるかという課題に対し、デザインの視点からアプローチしたものです。また、本作品は今後、商品化され、社会で活用される可能性もあります。デザインが実際の製品やサービスにつながることで、日常生活における課題の解決に貢献することが期待されます。
昭和医科大学メディカルデザイン研究所では、医療とデザインの知見を組み合わせ、デザインを通じて社会に新たな価値を提供することを目指しています。今後も、デザインコンペティションへの挑戦なども含め、医療とデザインの新たな可能性を探り、社会に貢献する取り組みを進めていきます。
【昭和医科大学メディカルデザイン研究所について】
昭和医科大学メディカルデザイン研究所は、デザインを通じて病院内のQOL(生活の質)の向上を図ることを目的としています。
病院内の案内表示や照明、待合室などの環境デザインにおいて、来院される方に安心感とリラックスできる環境を提供することや、病衣や医療従事者のユニフォームのデザインについて、機能性やファッション性も考慮するなど、患者さんや医療従事者のQOL向上を目指しています。
また、多摩美術大学との包括連携協定を生かし、患者さん一人ひとりに合わせた自助具や、外科医が使用する治具などの製作も計画しています。さらに、研究所で生まれたデザインの知的財産の活用にも取り組んでいます。
医療をデザインで支え、誰もが創造的で心身ともに健康になれる場づくりを目指しています。
●研究所ウェブサイト:
https://www.showa-u.ac.jp/research/imd-start/
▼本件に関する問い合わせ先
昭和医科大学メディカルデザイン研究所
E-mail: imd-start@med.showa-u.ac.jp
▼本件リリース元
学校法人 昭和医科大学 総務部 総務課 大学広報係
TEL: 03-3784-8059
E-mail: press@ofc.showa-u.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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