ムーディーズ・レーティングス、SeABankの主な信用格付けを引き上げ、見通しを「ポジティブ」に変更

  • 13:17
ベトナム・ハノイ - Media OutReach Newswire - 2026年8月3日 - ムーディーズ・レーティングスは、ベトナムの商業銀行SeABank(Southeast Asia Commercial Joint Stock Bank、ホーチミン証券取引所:SSB)に関する最新の信用格付けレポートを公表し、主な信用格付けカテゴリーについて、ベースライン信用リスク評価(BCA)をBa3、長期カウンターパーティ・リスク格付け(CRR)をBa2、長期カウンターパーティ・リスク(CR)評価をBa2(cr)に引き上げ、長期(LT)預金および発行体格付けをBa3に据え置きました。また当行の見通しを「安定的」から「ポジティブ」に変更しました。


SeABankの財務基盤とガバナンス力が大幅に強化されたことがこの格付けに反映されています。

SeABankの自国通貨建て(LC)および外貨建て(FC)の長期預金格付け及び発行体格付けがBa3に維持され、見通しが「安定的」から「ポジティブ」に変更されたことは、当行の本質的な信用プロファイルが強化されたことを示しています。これは、SeABankのBCAおよび調整後BCAがB1からBa3に引き上げられたことにも裏付けられており、当行の支払い能力のプロファイルが、安定した資産の質、資本の強化、リスク管理により向上したとムーディーズに評価されたことが反映されています。

さらに、SeABankのLT FCおよびLC CRRがBa2に、LT CR評価がBa2(cr)に引き上げられたことで、当行の取引先に対する金融債務の履行能力について肯定的な評価が示されています。これらの格付けの引き上げにより、金融市場におけるSeABankの評判がさらに向上し、国内外の金融機関との連携を拡大し、資金調達を強化することが可能となります。

またムーディーズは、当行の資金調達基盤の多様化や資金調達の安定性向上に向けた継続的な取り組みが、今後12〜18か月間にわたり、SeABankの信用プロファイルにとってプラスになると予想しています。また、今後ベトナムのソブリン格付けが引き上げとなった場合、SeABankの格付けが1段階引き上げられる可能性があるとしています。

またこのレポートでは、SeABankの資産の質は概して安定的に推移しており、不良債権比率(NPL)は適切な水準に保たれているとしており、良好な事業環境や適切な資産の質の管理の実績により、新たな延滞は今後12〜18か月間にわたり低水準にとどまると予想されています。

さらにムーディーズは、SeABankが堅固な資本基盤を維持し、有形普通株主資本(TCE)/リスクアセット(RWA)比率は国内の同業他社並みの12%を上回る水準で推移すると予想しています。

ムーディーズはまた、SeABankでは開発金融機関からの長期的な資金調達が拡大していることから、資金調達の構造がさらに安定し、借り換えリスクが緩和され、今後数年間にわたり当行の持続的な成長を下支えすると指摘しています。

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