冬道での安心・安全な運行を支え、トータルライフの向上で経費削減と環境負荷低減にも貢献
株式会社ブリヂストン(以下、ブリヂストン)は、輸送事業者様の安心・安全な冬道運行をサポートするトラック・バス用スタッドレスタイヤ「W909」を2026年9月1日より発売します。「W909」は、お客様から高い評価を頂いている「W900」の後継商品で、ブリヂストンのトラック・バス用スタッドレスタイヤ史上最高の氷上性能を維持しながら、摩耗性能を大幅に向上しています。さらに、当社のトラック・バス用のスタッドレスタイヤとして初めて2回リトレッドを可能にした
※1ことで、輸送事業者様の安全運行に加え、経費削減・環境負荷低減・業務効率化といった顧客価値・社会価値に貢献します。
| 商品名 |
ダブリュキューマルキュー |
| 発売サイズ |
全12サイズ
※詳細は添付「3.発売サイズ」をご参照ください |
| 発売日 |
2026年9月1日(火)より発売 |
日本の輸送業界を取り巻く環境は、輸送の安全性やSDGsへの取り組み、人手不足や働き方改革への対応など、大きな変革期を迎えています。ブリヂストンは、これらの変化に対応し、商品・サービス・ネットワークを最適にカスタマイズし、輸送事業者様の稼働最大化を実現する「Tire Solution」
※2を提供しています。今回発売する「W909」は、この「Tire Solution」のトラック・バス用スタッドレスタイヤの中でも中核を担う商品です。商品設計基盤技術「ENLITEN」
※3を搭載した「W909」の特長は以下の通りです。
【最新技術「ロウ・サーマルケース」を搭載した「W909」の商品特長・提供価値】
1. 冬道での安心・安全な運行を足元から支える 詳細は【添付】1. 2.を参照
「W909」ではタイヤの骨格にあたるケースに「ロウ・サーマルケース」をトラック・バス用スタッドレスタイヤで初めて搭載しました。ケースの発熱が抑制されることで、今回新たに開発した「TB専用タフ発泡ゴム」の採用が可能となりました。この最新ゴムと、ブリヂストン独自の氷雪性能と摩耗ライフを高次元で両立するパタン技術「トリニティコンタクトパタン」を組み合わせることで、摩耗ライフと耐偏摩耗性を大幅に改善しました。トラクタヘッドの後輪などに装着される285/85R22.5では、従来品「W900」対比で摩耗ライフを20%向上、偏摩耗発生量を47%低減しています。また、4軸低床車のフロント軸などに装着される245/70R19.5では、摩耗ライフを13%向上、偏摩耗発生量を39%低減しています。「W909」は、従来品「W900」の強みである氷上性能は維持しつつ、摩耗性能を大幅に向上させたことで、輸送事業者様の冬道での安全運行を支え、「稼働を止めないこと」と経費削減に貢献します。
各タイヤサイズにおけるW909の性能評価結果
2. ライフ性能向上と2回リトレッド実現により、経費削減と環境負荷低減に貢献
「ロウ・サーマルケース」は、タイヤが転がる際の発熱を低減し、熱による劣化を抑制することで、ケースの耐久性を向上させます。これにより、幅広いお客様で2回リトレッドが可能となりました。2回リトレッドをすることで、新品+リトレッドトータルでのライフを向上し、より一層経費削減やタイヤ廃棄時に発生するCO₂の削減、資源生産性の向上といった環境負荷低減に貢献します。
2回リトレッドでのW909ご活用イメージ
3. 省メンテナンス化による輸送業務の効率化
「W909」は、ブロックの変形を抑制するパタン技術を採用し、偏摩耗の発生を抑制するとともに、タイヤローテーションの間隔を長くすることで、冬シーズンのローテーション回数を削減します※4。これにより、輸送事業者様のダウンタイムや作業負担を減らし、輸送業務の効率化に貢献します。
「W909」と「W900」のローテーション時期の比較イメージ
ブリヂストンは、コア事業であるタイヤ事業を強化しながら、お客様が「使う」段階でその価値を増幅するソリューション事業を拡大することで、持続的な価値創造とカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの実現を目指しています。トラック・バス用タイヤでは、強固な技術力を基盤とした魅力的な商品とモノづくりに加え、リトレッドサービスにより、お客様にタイヤを安全に、長く、上手く、効率的に使い切っていただき、顧客価値・社会価値を最大化するソリューションの構築に取り組んでいます。これにより、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」(https://www.bridgestone.co.jp/corporate/manage/policy/commitment/ )で掲げる「Extension 人とモノの移動を止めず、さらにその革新を支えていくこと」、「Ecology 持続可能なタイヤとソリューションの普及を通じ、より良い地球環境を将来世代に引き継ぐこと」にコミットしていきます。
※1 詳細は【最新技術「ロウ・サーマルケース」を搭載した「W909」の商品特長・提供価値】の2. ライフ性能向上と2回リトレッド実現により、経費削減と環境負荷低減に貢献を参照ください。
※2 「Tire Solution」(タイヤソリューション)(https://tire.bridgestone.co.jp/tb/truck_bus/solution/ )
※3 商品設計基盤技術「ENLITEN」(エンライトン)
サステナビリティへ繋がる環境性能、それぞれの市場やお客様のご要望によって顕在化している要求(ニーズ)、潜在的な要求(ウォンツ)、さらに当社が市場・お客様が想像もしえない新たな価値を提供する性能(インスパイア)の大幅な向上を目指し、商品性能の「エッジを効かせ」、「究極のカスタマイズ」を実現する商品設計基盤技術。
※4 お客様の使用条件やタイヤ使用・管理の状況などによってはローテーションの期間を延長できない場合があります。
【添付】
1. 搭載技術と商品特長
2. 試験条件
*1【氷上発進性能試験条件】
・試験場所:(株)ブリヂストン北海道プルービンググラウンド
・試験路面:氷盤路面(路温:-2.5℃、気温:-4.2℃)
・試験車両:UD 2PG-CD5FA (排気量 10.83L)
・試験方法:試験区間15mを5km/hから加速し、加速タイムを計測
・タイヤサイズ:285/85R22.5 146/143J ・リム:22.5×7.50 ・空気圧:900kPa
・試験荷重:積載荷重0㎏ |
*2【ライフ性能試験条件】
・試験場所:横浜~千葉の高速道及び一般道 ・高速道路使用比率:20%
・評価車両:一般ユーザー使用車両 日野 2RG-FR1AHG (排気量:8.86L)
・装着方法:試験車両の駆動軸(2軸目)の左右に2本ずつ各パタンを装着
装着位置間差是正のため、左右ローテーションを実施
・試験方法:装着タイヤでの平均推定タイヤライフ比較(残3.2mm計算)
・タイヤサイズ:285/85R22.5 146/143J ・リム:22.5×7.50 ・空気圧:900kPa ・試験距離:51,110km |
*3【ヒール&トゥ発生量(ブロック間段差摩耗量)試験条件】
・試験場所:関東地方の高速道及び一般道 ・高速道路使用比率:25%
・評価車両:一般ユーザー使用車両 日野 QPG-SH1EDDG(排気量 12.91L)
・装着方法:車両(各2台)のフロント軸に、従来品(W900)、新商品(W909)をそれぞれ装着
左右ローテーション、車両間ローテーションは未実施
・試験方法:タイヤ周方向に隣り合うブロック間で段差となって偏摩耗している部分の段差量を測定し比較
・タイヤサイズ:285/85R22.5 146/143J ・リム:22.5×7.50 ・空気圧:900kPa
・試験距離:W900装着車両(22,896km)/W909装着車両(21,537km) |
*4【氷上加速性能試験条件】
・試験場所:(株)ブリヂストン北海道プルービンググラウンド
・試験路面:氷盤路面(路温:-5.8℃、気温:-6.0℃)
・試験車両:いすゞ QKG-EXD52BD (排気量 15.68L)
・試験方法:試験区間15mを5km/hから加速し、加速タイムを計測
・タイヤサイズ:285/85R22.5 146/143J ・リム:22.5×7.50 ・空気圧:900kPa
・試験荷重:積載荷重0㎏(空車のシャーシを牽引) |
*5【ライフ性能試験条件】
・試験場所:東京~千葉の一般道 ・高速道路使用比率:0%
・評価車両:一般ユーザー使用車両 いすゞ QKG-CYJ77A (排気量 9.83L)
・装着方法:試験車両の駆動軸(2軸目)の左右に2本ずつ各パタンを装着
装着位置間差是正のため、左右ローテーションを実施
・試験方法:装着タイヤでの平均推定タイヤライフ比較(残3.2mm計算)
・タイヤサイズ:245/70R19.5 136/134J ・リム:19.5×6.75 ・空気圧:850kPa ・試験距離:28,880km |
*6【ヒール&トゥ発生量(ブロック間段差摩耗量)試験条件】
・試験場所:静岡~東北/九州の高速道及び一般道 ・高速道路使用比率:87%
・評価車両:一般ユーザー使用車両 日野 2RG-FR1AHG (排気量 8.86L)
・装着方法:車両(各2台)のフロント軸に、従来品(W900)、新商品(W909)をそれぞれ装着
左右ローテーション、車両間ローテーションは未実施
・試験方法:タイヤ周方向に隣り合うブロック間で段差となって偏摩耗している部分の段差量を測定し比較
・タイヤサイズ:245/70R19.5 136/134J ・リム:19.5×6.75 ・空気圧:850kPa
・試験距離:W909装着車両(33,237km)/W909装着車両(28,857km) |
* 上記テスト結果に関する詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。
* タイヤの表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を行っております。
* 試験結果はあくまでもテスト値であり、商品の個体差及び運転の仕方によっては異なります。
3. 発売サイズ
*業界の自主的な取り組みとして国際的タイヤの技術基準で定めた車外騒音基準値を満たすタイヤ
詳細はこちら(
https://tire.bridgestone.co.jp/about/knowledge/lownoisetyres/ )をご確認ください。