~リスク投稿の経験者は7割超。本人の低い危機意識と、他人の投稿には敏感という「矛盾」が浮き彫りに~
「安全なデジタル社会をつくり、日本を前進させ続ける。」をミッションと掲げる、株式会社エルテス(本社:東京都千代田区、代表取締役:菅原貴弘、証券コード:3967、以下「エルテス」)は、従業員のBeReal.を起因とした社内情報の漏洩事象の頻発を受けて、BeReal.を日常的に利用する300名を対象に「BeReal.利用に関するアンケート」を実施いたしました。
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■調査の背景
BeReal.をはじめとするSNSを通じて、従業員による企業内部の情報漏洩事象が相次いで発生しており、企業におけるデジタルリスクが高まっています。こうした問題を受け、SNSでの炎上や情報漏洩などのデジタルリスク対策を支援するエルテスは、5月12日付リリース「【実態調査】BeReal.等で相次ぐSNSでの情報漏洩はなぜ起きるのか⁈」(※1)で、SNS利用の世代別の特徴を分析しました。その結果、20代の9割超が限定公開アカウントを利用している一方で、仕事・職場に関する投稿経験がある人も6割超にのぼるという結果を発表しました。
今回は更に、BeReal.の特性に沿った質問で、BeReal.利用者の投稿の心理やBeReal.特有のリスクを分析しています。
■トピックス
1.利用者の約8割が取り直しは「恥ずかしい・気になる」
2.撮影禁止場所でも2割が「すぐ投稿」、映り込みなどのリスク投稿の経験者は7割超
3.友人・知人のリスク投稿を目撃した利用者の8割以上がスクショ保存
1.利用者の約8割が取り直しは「恥ずかしい・気になる」
BeReal.を日常的に利用する人は、投稿・撮影をする際に一発撮りにこだわりがあるのかを問う質問では、「(取り直し回数は)多少は気になるが、内容を確認して撮り直す」と回答した利用者が46.3%で約半数という結果となりました。一方で、「できるだけ一発撮りで投稿したい」と回答した利用者も30%にのぼりました。

投稿・撮影の経験があるシチュエーションを問う質問では、「自宅」が最多の回答となりました。
自宅の次に多い投稿場所としては「職場・アルバイト先」となっています。さらに「職場・アルバイト先」での、投稿・撮影タイミングについては「休憩中や残業中」より「勤務時間中」の方が多いという結果となりました。
2.撮影禁止場所でも2割が「すぐ投稿」、映り込みなどのリスク投稿の経験者は7割超
BeReal.にリスクのある写真を投稿したことがあるかどうかを問う質問では、回答者300人の70.7%にあたる212人の利用者が、何らかのリスク投稿をしたことがあると回答しています。内訳としては、「学校や職場の写真(教室・社内風景・デスク周りなど)」が39%で最多、「授業のレジュメ・テスト・資料・PC画面などの映り込んだ写真」、「先生・同級生、上司・同僚・顧客などが写った(または特定できる)写真」に関しても投稿経験を持つユーザーが1割以上いる実態が浮き彫りになりました。
シチュエーション別に、BeReal.の通知が来た際の対応を聞いた質問では、「その場ですぐに撮影・投稿する」利用者がどのシチュエーションでも2割以上は存在する結果となりました。「立ち入り禁止区域や撮影禁止場所」というシチュエーションにおいても20%が「その場ですぐに撮影・投稿する」と回答しています。
3.友人・知人のリスク投稿を目撃した利用者の8割以上がスクショ保存
自分以外の利用者の投稿に対する、危機意識を測るため、直近3ヶ月以内でフォローしている友人・知人のリスク投稿を見かけたかどうかを調査しました。その結果、「勤務先・通学先や、仕事・学業の内容が推測されるもの(社名・学校名、オフィスやキャンパス内の風景、仕事や授業の愚痴、未発表のプロジェクト・テスト内容など)」に関しては、47.3%の利用者が見かけたことがあると回答しています。
一番割合が少ない「セキュリティ上のリスクがあるもの(IDカード、パスワードのメモ、PC画面、鍵の形状など)」という選択肢も51人が選択しており、約6人に1人が見かけているという結果となりました。
リスク投稿を見かけたことがある254名に、該当のリスク投稿をスクリーンショットなどで保存したかどうかを問いました。その結果、82.7%にあたる、210人もの利用者がスクリーンショットを撮ったと回答しました。さらにその210人のうち約70%は、撮影したスクリーンショットを今(アンケート回答時)も保存していると回答しています。
■総括
BeReal.利用者には、通知が来てから2分以内に撮影・投稿するという制限時間が課されるうえ、「できるだけ一発撮りで投稿したい」「撮り直し(Retakes)は恥ずかしい」という心理が働くことが調査結果から明らかになりました。また、利用者の多くは最もリラックスできる「自宅」で多く撮影・投稿しているという実態も判明した一方で、注目すべきは、自宅に次いで撮影・投稿の多い「職場・アルバイト先」でのタイミングについてです。「休憩中や残業中」より「勤務時間中」の方が多いという、衝撃的な結果となりました。
次に、BeReal.利用者にリスク投稿をしたことがあるかを尋ねたところ、利用者の約70%が「経験がある」と回答しました。内訳としては「学校や職場の写真(教室・社内風景・デスク周りなど)」が最多となっています。
また、シチュエーション別に通知が来た際の対応を聞いた質問では、「立ち入り禁止区域や撮影禁止場所」であっても20%の利用者が「その場ですぐに撮影・投稿する」と回答しており、利用者の危機意識の低さが浮き彫りとなる結果となりました。
さらに、当事者ではなく目撃者の観点でも調査しました。フォローしている友人・知人のリスク投稿を見かけたことがあるかを尋ねた質問では、300人中254人もの利用者が「ある」と回答しました。また、そのうち82.7%が該当投稿のスクリーンショットを撮影したと回答しています。保存した理由では「ネタとして他の友人やSNSに共有するため」を選択した利用者が33.8%にのぼり、ここから情報が拡散していくことは想像に難くありません。また、時間を経て過去の言動が拡散されるというリスクも浮き彫りになりました。
今回の調査により、投稿者本人の危機意識が低い実態と、一方で友人・知人のリスク投稿には敏感であるという矛盾した状況が明らかになりました。他人のリスク投稿には敏感である反面、「自分のリスク投稿も誰かにスクリーンショットなどで保存されているかもしれない」という視点が抜け落ちてしまっている現状が伺えます。
■調査概要
名称:BeReal.利用に関するアンケート
対象期間:2026年5月28日
対象:15歳~99歳のモニタリストのうち、事前のスクリーニング調査にてBeReal.利用頻度「毎日欠かさず投稿(閲覧)する」「週に数回投稿(閲覧)する」「月に数回投稿(閲覧)する」と回答した人
有効回答者数:300名
方法:インターネットリサーチ
※本調査を引用いただく場合は、「株式会社エルテス調べ(2026年6月)」とご記載ください。
※各グラフについては、収集データを元にエルテスが作成しています。
<参考情報>
※1:5月12日付リリース「【実態調査】BeReal.等で相次ぐSNSでの情報漏洩はなぜ起きるのか⁈」はこちら
https://eltes.co.jp/news/20260512◆ ◆ ◆
[エルテスグループ関連サイト]
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https://eltes-solution.jp/
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