日本工業大学はこのたび、発生したネパール地震への日本工業大学の緊急支援の一環として「建築遺産の被災状況緊急調査と救済対策」を研究課題とする調査組織を立ち上げ、第一陣を9月7日(月)から19日(土)まで派遣する。
日本工業大学は、1978年からネパールへ学術調査団を派遣し、長年にわたり調査研究を実施している。また、1996年3月には、ネパール政府と共同で仏教僧院イ・バハ・バヒの保存修復工事を完成させている。
今回、現地での被災状況調査は、世界文化遺産Kathmandu Valleyの各歴史建築についてパタン市を中心に調査し、伝統的構法の特性や倒壊理由の検証のための基礎資料を収集する。調査には、建築歴史・修復を専門とする同大生活環境デザイン学科黒津高行教授と建築学科西本真一教授、構造設計を専門とする建築学科上田学助教の建築デザイン学群の教員があたり、前記3研究室の学生4名が同行し調査補助を試みる。
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