外部の英語試験の結果を出願資格に採用する入試制度や、新しい奨学金を導入するなど、来年度に制度を拡充する大学は多い。大学プレスセンターに寄せられたこれらのニュースをまとめた。
下記の情報は、大学プレスセンターに寄せられたニュースをまとめたものです。これ以外にも、来年度の入試制度等を変更する大学は多いのでご注意ください。
【東京農業大学、青山学院大学、創価大学、大東文化大学、多摩大学、法政大学、武蔵野大学、立命館大学】
東京農業大学生物産業学部(北海道網走市)では、平成28年度より新たな自己推薦型入試「榎本武揚フロンティア入試」を実施する。これは、創設者榎本武揚のチャレンジ精神や、フロンティアスピリットに共鳴する学生を広く募集するため、国際的な視点を持ちつつ、地域活性化の実現を目指す受験生を対象に実施するもの。
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http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7939 )
青山学院大学(東京都渋谷区)は2016年度入試から、大学教育に必要な英語運用能力を測る試験「TEAP(アカデミック英語能力判定試験)」を出願資格として採用する。対象となるのは文学部英米文学科、総合文化政策学部、地球社会共生学部の一般入学試験、自己推薦入学試験など。事前にTEAPを受験し、学科が設定している出願資格の基準点をクリアしていれば、入学試験当日は英語の試験は免除され、学科が指定するそれ以外の科目を受験することになる。
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http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7901 )
創価大学(東京都八王子市)は2016年4月入学生から、「兄弟姉妹同時在籍者への給付奨学金(入学金半額等相当額)制度」を導入する。これは、兄弟姉妹が同大または創価女子短期大学に在籍している新入生に対し、入学後に奨学金を給付するもの。すでに在籍している兄弟姉妹が2人(以上)の場合は、その3人目(以上)となる新入生に対し「入学金全額相当額」を給付する。
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http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=8014 )
大東文化大学(東京都板橋区)2016年度入試より「グリーン出願」を導入。紙資源保護のため紙による志願票を全面的に廃止し、「自然環境にやさしい」オールインターネット出願とする。手続きの負担を減らすとともに、従来の入学検定料の割引内容の拡大・充実を図るなど「受験生にやさしい」制度となっている。なお、入学検定料の一部は公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会に寄付される。
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http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7952 )
多摩大学(東京都多摩市)経営情報学部は2016年度も、「志」AO入試コミュニケーション型I期を対象とした「体育会(フットサル)特別給費生奨学金制度」を実施する。これは、同入試の面談結果が合格基準をクリアし、さらにフットサル実技試験の結果、特別給費生としての基準に達した者の中から奨学金(最大96万円)を給付するもの。プレーヤーだけでなく、マネジメントスタッフも同時募集する。
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http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=8007 )
法政大学(東京都千代田区)は2016年度一般入試より6学部で、TOEFLなど指定された英語外部試験の基準を満たした受験生を対象にした入試を実施する。これは、同大が採択された文部科学省の平成26年度スーパーグローバル大学等事業の一環として実施するもの。また、同年度推薦入試においても、海外高校への留学体験者を対象にした公募制推薦入試、国際バカロレアの資格取得者を対象にした自己推薦入試を実施する。
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http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7967 )
武蔵野大学(東京都江東区)は、2016年度一般入試より、TOEFLやIELTS、TOEIC、TEAP、GTECといった「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能(一部は2~3技能)を評価する英語資格・検定試験を活用した「グローバル方式」(英語資格基準型)を全学部で実施する。各英語資格・検定試験の基準スコアに応じ、同大の英語試験の得点を80点~100点とみなす。同大は2016年4月に「グローバル学部」を構想中であり、今回の新入試制度も合わせて、ますます大学のグローバル化を進めていく。
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http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=8154 )
立命館大学(京都市北区)は「スーパーグローバル大学創成支援(SGU)」構想具体化の第一弾として、広東外語外貿大学(中国 広州)・東西大学校(韓国 釜山)と連携し、日中韓キャンパスアジア・プログラムを2016年度より常設化する。常設化にあたって、中国語・朝鮮語を学ぶ高校生を対象とするAO入試を新設。AO入試と入学後の教育プログラムを連動させ、中国・韓国の2ヵ国に2年間留学する取り組みは国内初となる。
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http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=7940 )
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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