JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、国から委託を受けて管理している神栖国家石油ガス備蓄基地(茨城県神栖市、以下「神栖基地」)において、2月10日、平成26年度国家備蓄石油ガス放出訓練を実施しました。この訓練は緊急時等を想定し、備蓄中の国家備蓄石油ガスを隣接する操業会社の低温タンクへ放出するものです。プロパン、ブタン共に300トンの放出を実施しました。
訓練にあたっては、各種作業手順や関連機器設備の作動確認等を本番さながらに実施し、所要の成果を上げ、訓練を無事終了しました。
本訓練は、JOGMECが主催し、神栖基地の操業会社である鹿島液化ガス共同備蓄株式会社が実施主体となって行ったものです。
神栖基地では、緊急時等における国家備蓄石油ガスの放出を想定した訓練を、平成20年度から年1回実施しており、今回で7回目となります。
◆ 神栖国家石油ガス備蓄基地の概要
平成13年5月:立地決定
平成15年10月:本工事着工
平成17年12月:基地完成・操業開始
平成18年7月:第一船入港・本格備蓄開始
平成21年3月:約20万トンの石油ガス備蓄完了
平成23年4月:東日本大震災時に国からの指示を受け、約4万トンの国家備蓄石油ガスを放出
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