JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は、12月15日(月)から12月19日(金)までの5日間、インドネシア共和国東ジャワ州スラバヤ市のアディタマスラバヤ工科大学において、同大学鉱山学科の学生・講師を対象に、石炭坑内採掘保安技術に関するセミナーを実施しました。
本事業は、産炭国へ炭鉱技術者等を指導員として派遣し我が国の炭鉱技術を移転することによって、我が国への安定的な石炭の供給確保を目的としています。
インドネシアは世界有数の産炭国であり、我が国は石炭需要の約20%を同国から輸入しています。同国では、今後、石炭の露天採掘から坑内採掘への移行が見込まれていることから、石炭関係者を対象としたセミナー研修と現地炭鉱に指導員を常駐させての実技指導研修を実施しています。
今回のセミナー受講者は約60名で、開講に先立ち、同大学の鉱山学科長より「鉱物資源の開発は我が国の経済発展に大きく寄与しており、そのための人材育成と能力開発は重要。日本の専門家の経験・知識・技術を大いに学んでほしい。」との挨拶がありました。
また、研修最終日には受講生代表より、「実用的な講義内容で、大変有意義であった。」との感想が述べられました。
なお、今年度はムラワルマン大学(東カリマンタン州)等3箇所で同様のセミナー研修を予定している他、引続きGDM炭鉱(東カリマンタン州)とAICJ炭鉱(西スマトラ州)の2炭鉱で実技指導研修を実施します。
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http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_01_000070.html?mid=pr_150108
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