Vertiv社、Ansysのデジタルエンジニアリング技術を使用して研究開発の変革を推進

Ansysのインテリジェントエンジニアリングプロジェクトが、カスタマイズされたデータセンター冷却システムの開発と提供を加速

主なハイライト
  • Ansysの技術により、Vertiv社は製品開発と顧客要求への対応をより俊敏に行えるようになり、市場投入期間を短縮
  • Ansys optiSLang™自動化および最適化フレームワークが冷却技術の設計を加速し、人工知能(AI)ワークロードを効率的かつ確実に実行できるデータセンターの重要なデジタルインフラを設計、製造する道を開く
    関連リンク:https://www.ansys.com/products/connect/ansys-optislang
  • Ansys Minerva™シミュレーションプロセスおよびデータ管理Webアプリケーションにより、専門家もそうでない人も企業全体で自動化されたシミュレーションにアクセスすることが可能
    関連リンク:https://www.ansys.com/products/connect/ansys-minerva
Vertiv社(NYSE:VRT)は、Ansys(NASDAQ:ANSS)と協業して、データセンターの冷却システム設計をデジタル化します。Ansysのデジタルエンジニアリングテクノロジーによって、Vertiv社はスケーラビリティの向上、早期の意思決定の実現、営業チームによる顧客の見積もりの迅速な提供を実現し、市場投入までの期間を短縮します。
関連リンク:http://www.ansys.com/ja-jp/

熱交換器(HX)コイルは、データセンターの熱管理システム運用の鍵となるもので、ハードウェアから効率的に熱を逃がし、高度にカスタマイズ可能です。しかしHXコイルの設計には、マルチフィジックスの複雑さと設計の専門知識が必要であるため、困難で時間がかかります。Vertiv社のエンジニアリングチームは、Ansysのテクノロジーを使用することで開発期間を短縮し、予測精度と信頼性の高い設計を実現できます。

具体的には、Minervaによって専門家や専門家以外のユーザーがWebアプリケーションを構築して公開し、設計を検索したり、顧客の要件を満たす新しい設計を生成したりすることができます。このアクセシビリティにより、時間遅れの原因となる設計者からエンジニアへの引き継ぎが不要になります。optiSLangのAIによる最適化フレームワークにより、Vertiv社は物理的なプロトタイプを繰り返し作成することなく、理想的な設計構成を迅速にシミュレーションすることで、材料の使用量およびコストを削減することができます。


Vertiv社のエンジニアリング担当バイスプレジデントであるSteve Blackwell氏は、次のように述べています。
「業界をリードするAnsysのシミュレーションソリューションは将来に向けたソリューションを設計する上で、Vertivのビジネスモデルの推進力となるでしょう。当社の使命は、冷却技術や電力技術からデータセンター自体の設計にAIを導入することに至るまで、世界のデータセンターの概念と開発方法に革命を起こすことです。Ansysを導入することで、エネルギー効率と信頼性の高い未来志向の設計で、AIを活用したお客様のプロジェクトをサポートする最適なインフラを提供するための重要なマイルストーンをより迅速に達成することができます」

Vertiv社はNVIDIA Blackwellプラットフォームのパワーを利用して、従来のデータセンターから次世代の「AI工場」まで、さまざまなアプリケーション向けの重要なデジタルインフラおよび継続性ソリューションを提供するグローバルプロバイダーです。
関連リンク:https://www.nvidia.com/en-us/data-center/technologies/blackwell-architecture/

AnsysのSenior Vice President of Worldwide Sales and Customer ExcellenceであるWalt Hearnは、次のように述べています。
「データセンターはAIブームに対応できるように、ハードウェアを効果的に保守するための適切なツールを必要としています。Vertivはこの分野における業界のリーダーであり、AI対応インフラのニーズを深く理解しているため、カスタマイズソリューションとターンキーソリューションの両方を開発でき、すべてのお客様がAIプロジェクトから最大限の価値を引き出すことができます。研究開発部門全体にAnsysのソリューションを導入することで、Vertivは生産性の向上、設計時間の短縮、大幅なコスト削減を実現します」

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※本プレスリリースは、米Ansys Inc.が2024年11月14日(現地時間)に発表したリリースの抄訳です。原文は、https://www.ansys.com/news-center/press-releases/11-14-24-vertiv-transforms-r-and-d-with-ansys をご参照ください。

Ansys、ならびにANSYS, Inc.のすべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、ロゴ、標語は、米国およびその他の国におけるANSYS, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。その他すべてのブランド名、製品名、サービス名、機能名、または商標は、それぞれの所有者に帰属します。

Ansysについて
当社のミッション: 人類の進歩を促進するイノベーションに力を™

Ansysのシミュレーションは、ビジョナリーカンパニーが世界を変える革新的アイデアを、設計から現実のものにするために活用されています。50年以上にわたり、Ansysのソフトウェアは、様々な業界のイノベーターがシミュレーションの予測能力を活用して、限界を越えることを可能にしてきました。持続可能な輸送手段から高度な半導体まで、衛星システムから救命医療機器まで、Ansysは人類の進歩における次なる大きな飛躍の原動力となります。

Vertivについて
Vertiv(NYSE:VRT)は、ハードウェア、ソフトウェア、分析、および継続的なサービスを統合して、お客様の重要なアプリケーションが継続的に実行され、最適なパフォーマンスを発揮し、ビジネスニーズと共に成長することを可能にします。Vertivはクラウドからネットワークのエッジまで、電力、冷却、ITインフラソリューションとサービスのポートフォリオを提供し、今日のデータセンター、通信ネットワーク、商業・産業施設が直面している最も重要な課題を解決します。米国オハイオ州ウェスタービルに本社を置くVertivは、130カ国以上で事業を展開しています。詳細、およびVertivの最新ニュースやコンテンツについては、https://www.vertiv.com/en-us/ ご覧ください。

Forward-Looking Statements
This release contains forward-looking statements within the meaning of the Private Securities Litigation Reform Act of 1995, Section 27 of the Securities Act, and Section 21E of the Securities Exchange Act. These statements are only a prediction. Actual events or results may differ materially from those in the forward-looking statements set forth herein. Readers are referred to Vertiv’s filings with the Securities and Exchange Commission, including its most recent Annual Report on Form 10-K and any subsequent Quarterly Reports on Form 10-Q for a discussion of these and other important risk factors concerning Vertiv and its operations. Vertiv is under no obligation to, and expressly disclaims any obligation to, update or alter its forward-looking statements, whether as a result of new information, future events or otherwise.


ANSS-T

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この企業の情報

組織名
アンシス・ジャパン株式会社
ホームページ
https://www.ansys.com/ja-jp
代表者
田中 悟
資本金
1,000 万円
上場
海外市場
所在地
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-10-1日土地西新宿ビル18階
連絡先
03-5324-7301

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