「ダカールラリー」の前哨戦 モロッコラリーにて「OPEN COUNTRY」装着車両が2クラスで優勝
※1)改造車、市販車、サイドバイサイドビークルなど、さまざまな四輪車が参加できる部門
※2)市販車部門
モロッコラリーは、FIA(国際自動車連盟)とFIM(国際モーターサイクリズム連盟)によって統括される、世界最高峰のオフロードラリーレイド競技シリーズ「世界ラリーレイド選手権」の一戦です。本レースは、毎年1月に開催されるダカールラリーの前哨戦に位置づけられ、多くの選手が参戦車両やタイヤの最終調整の場として参加しています。
TLCのダカールラリー2025市販車クラス12連覇をサポートするべく、当社が特別に開発した「OPEN COUNTRY M/T-R」は、車両へ大きな負荷がかかる荒れた路面やハードな砂丘が続く悪路で優れたトラクションを発揮。オープンクラスにエントリーした三浦昂選手/ジャン・ミッシェル・ポラト選手チーム、ストッククラスにエントリーしたロナルド・バソ選手/ジャン・ピエール・ギャルサン選手チームともに、総走行距離2,468kmにおよぶ過酷なコースを走破し、2クラスにおいてそれぞれ優勝を果たしました。
当社は、過酷な環境下で行なわれるオフロードレースへの参戦で得られた経験をピックアップトラック/SUV向けタイヤの製品開発にフィードバックして性能を磨いています。今後もレースを通じて得た知見を商品開発に生かし、より高性能・高品質で魅力的な製品をグローバルにお届けしてまいります。
■監督・参戦選手のコメント
○角谷裕司監督
今回のモロッコラリーは岩の路面も多くあり、タイヤにとっては非常に負担のかかるラリーだったと思います。そんな中、2つのクラスで結果を出すこともでき、大変うれしく思います。特にチームメンバー全員のモチベーションアップにつながったことで、来年1月に開催されるダカールラリー2025大会に向け、大きな弾みになったことが監督として大変ありがたく感じています。改めてOPEN COUNTRYのポテンシャルの高さを感じた大会でした。
○三浦昂選手
今回のモロッコラリーでは、来年1月のダカールラリーに向けて、クルマの伸びしろを探るテストのためにさまざまな車両が出場するオープンクラスからエントリーしました。コースは高速から砂丘までさまざまなバリエーションに富み、多くの経験を積むことができました。すべてのコースを走り切り、クラス優勝という結果とともに必要なデータ収集ができたことをとてもうれしく思います。OPEN COUNTRY M/T-Rの耐パンク性の高さを改めて確認し、途中で内圧調整を行なわずにさまざまな路面を走り切ることができました。これから、車両の速さが一段レベルアップすると思います。
〇ロナルド・バソ選手
5日間、各ステージの内容は充実しており難易度も高かったので、ダカールラリーに向けてとてもいいテストの場となりました。クルマもタイヤも問題なく、性能も確認できたので、ダカールラリーでも良いパフォーマンスを発揮できると思います。これで準備は整ったので、ダカールラリー2025での市販車部門ワン・ツーフィニッシュにつなげてまいります。
■OPEN COUNTRYシリーズ
また、国内ではタイヤ側面の商品名とブランドロゴを白文字で立体的に表記したホワイトレターの商品も展開しています。
詳しい商品情報はこちらをご覧ください。
https://www.toyotires.jp/product/oc/
以 上