アストンマーティンVanquish ベネチアの豪華ワールド・プレミアにて初披露
- アストンマーティンの新しいV12フラッグシップ・モデルを祝うアンヴェール・イベントがベネチアン・ラグーンにて堂々開催
- ベネチア国際映画祭の豪華絢爛なプレミアにエンターテインメント、アート、ファッション界の著名人が集う
- アストンマーティンのフォーミュラ1®チームのドライバーであるランス・ストロールとフェルナンド・アロンソがVanquishを披露し、これをもってアストンマーティンの次世代スポーツカーのポートフォリオが完成
2024年9月3日、ベネチア(イタリア):
アストンマーティンは新世代のドライバーに向けてドライビングダイナミズムを再定義する新型V12フラッグシップ・スポーツカー、Vanquishの到来を高らかに告げるイベントを開催しました。
ベネチア国際映画祭の星空の下、アストンマーティンは待望の新型Vanquishをベネチアン・ラグーンの水上にて披露しました。マリーナ・ミリターレにて行われたグランド・プレミアには映画、アート、ファッション、ビジネスなどの各界からアストンマーティンと親交の深い顔ぶれが集まり、グラミー賞ノミネートミュージシャンのマセーゴやイタリアのジャズ・ミュージシャンで数々の受賞歴を誇るウォルター・リッチ、国際的に活躍するDJのジェイムズ・ライトンの音楽パフォーマンスを楽しみました。
映画界からは5名のアカデミー賞受賞俳優を含むスターが出席。妻のアマルを伴って登場したジョージ・クルーニーに加え、ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・ダグラス、ケビン・コスナー、エイドリアン・ブロディが参列しました。また、アストンマーティンがボンド映画とのアイコニックな関係性が60周年を迎えることを祝う年とあって、ボンド俳優のダニエル・クレイグ、同じく英国の映画スターのジョー・アルウィン、マイケル・ワードも姿を見せました。
エンターテインメント、アート、カルチャーの世界からは、オーストラリアの俳優で映画監督のジョエル・エドガートン、アメリカ人女優のケイリー・スピーニー、女優のヘイリー・ベネット、英国アカデミー賞受賞監督のジョー・ライトが来場しました。
ファッション界からは、アカデミー衣装デザイン賞を3度受賞しているデザイナーのサンディ・パウエル、デザイナーのダイアン・フォン・ファステンバーグ、そしてモデルのビアンカ・ブランドリーニとポピー・デルヴィーニュが来場しました。
夕暮れ時、イベントは運河沿いに用意されたカクテルレセプションで幕を開け、ゲストは伝統的なベネチアン・ベリーニを片手に映画音楽の名曲の数々を楽しみました。ゲストには、イタリアで最も長い歴史を持つミシュランの星付きレストラン「ドラーダ」の3コースの料理が提供されました。オーナーシェフであるリッカルド・デ・プラが自ら腕を振るい、彼の店が位置するピエーヴェ・ダルパゴ周辺の食材を振る舞いました。
アストンマーティンのブランドにふさわしく、アンヴェールの会場となったのは1104年まで起源をさかのぼり、製造業・文化・芸術に彩られた歴史が交差するアルセナーレ・ディ・ベネチアです。歴史家の間で最古の大規模製造施設の一つであると考えられているアルセナーレは、中世には日々2,000人に上る人々が集まり、ラ・セレニッシマ(穏やかなることこの上なき)として知られたベネチア共和国の艦隊の船を手で建造していました。当時のアルセナーレは造船の技術革新の最先端にあり、組み立てラインによる製造の初期の例としても知られています。現在はイタリア海軍基地として使用されるほか、2024年に60回目を迎える有名なベネチア・ビエンナーレ国際美術展の会場として、文化面でも存在感を誇ります。
自動車の芸術品ともいえるVanquishは、アストンマーティンの111年の歴史において最も集中的に新モデルを開発した時代の最後を飾り、これをもってアストンマーティンの次世代フロントエンジン・スポーツカーのポートフォリオが完成しました。今回の初披露は2023年5月にカンヌ国際映画祭の米国エイズ研究財団主催ガラにて発表されたDB12と、2024年2月にブリティッシュ・モータースポーツの故郷シルバーストンでアストンマーティンが2024年に投入するF1®カーと同日に発表されたVantageに続くものです。
アンヴェールは、24時間前にイタリアグランプリを終えたばかりのアストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームのドライバー、ランス・ストロールとフェルナンド・アロンソによって行われました。Vanquishの登場は、アストンマーティンにおける公道とサーキットのつながりをより一層強固にし、ハイパフォーマンスの牽引役であろうとするブランドの野心の現れです。
アストンマーティンのエグゼクティブ・チェアマンであるローレンス・ストロールは次のように述べています。「Vanquishの登場はセグメント最新かつ最強のポートフォリオの完成を意味し、ウルトラ・ラグジュアリーというポジショニングを強化する、アストンマーティンにとって今後も大きな影響を及ぼし続ける出来事です」
「今回のローンチによって、アイコニックなブランドとしてのアストンマーティンの再生と、アストンマーティンの新世代スポーツカーにおける時代を超越したデザイン、匠の技、技術革新に祝杯をあげます。フラッグシップ・モデルであるVanquishは、ウルトラ・ラグジュアリーとハイパフォーマンスの両方に対するアストンマーティンのコミットメントを形にしたもので、新しい世代のドライバーにも気に入っていただけると考えています」
台数限定のVanquishは、アストンマーティンのコアモデルの中でも最高のパフォーマンスを誇るスポーツカーであると同時に、年間1000台までの限定生産の希少なモデルでもあります。ポートフォリオにおいて独特な存在感を放つVanquishは唯一、専用にアストンマーティン社内で開発された12気筒エンジンを搭載しています。
知名度の高いVanquishの名を冠するアストンマーティンのモデルは今回が3代目で、2018年以来の復活となります。2001年発売の初代V12搭載モデルは『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002年公開)でジェームズ・ボンドが運転したほか、『トゥームレイダー』や『ミニミニ大作戦』などの2000年代の映画に登場、銀幕で大活躍しました。そのVanquishが、今再びスポットライトを独占します。
こちらのプレスリリースに関する素材は、下記よりダウンロード可能です。
https://we.tl/t-zXRljq9bmy
https://astonmartin.pixieset.com/astonmartinvanquishunveil/
アストンマーティン・ラゴンダについて
アストンマーティンは、世界でもっとも熱望されるウルトラ・ラグジュアリー・ブリティッシュ・ブランドとなることを目指し、人々を魅了してやまないハイパフォーマンス・カーを作っています。
ライオネル・マーティンとロバート・バンフォードによって1913年に設立されたアストンマーティンは、スタイル、ラグジュアリー、パフォーマンス、エクスクルーシブネスを象徴するグローバル・ブランドとして知られています。アストンマーティンは、最先端のテクノロジー、卓越したクラフトマンシップ、美しいスタイルを融合させ、Vantage、DB12、DBS、DBXに加え、同社初のハイパーカーであるValkyrieなど、高い評価を得ている一連のラグジュアリー・モデルを生み出しています。また、Racing. Green.サスティナビリティ戦略に沿って、アストンマーティンは2025年から2030年にかけて、PHEVとBEVを含むブレンドドライブトレインアプローチによる内燃エンジンの代替システムの開発にも取り組んでおり、電気自動車のスポーツカーとSUVのラインナップを持つという明確なプランを描いています。
英国のゲイドンを拠点とするアストンマーティン・ラゴンダは、ラグジュアリー・カーを設計、製造、輸出し、世界で50以上もの国で販売しています。スポーツカー・ラインナップはゲイドンで製造されており、ラグジュアリーSUVのDBXは、ウェールズのセント・アサンで製造されています。同社は、2030年までに製造施設をネットゼロにする目標を掲げています。
ラゴンダは1899年に設立され、1947年にアストンマーティンとともに故デビッド・ブラウン卿に買収され、現在は「Aston Martin Lagonda Global Holdings plc」としてロンドン証券取引所に上場しています。
2020年には、ローレンス・ストロールが同社のエグゼクティブ・チェアマンに就任し、未来の重要な分野に対して新たな投資を行うと同時に、アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1®チームとともにモータースポーツの頂点へと復帰し、英国を象徴するブランドとして新たな時代へと乗り出しています。