「おふろ掃除全国統一模試」の結果から「おふろ掃除の実態」 が明らかに!4人に3人が人の手による「こすり洗い」を行っていると判明
~所要時間は年間平均89.4時間、「おふろ掃除は“人の仕事”」という現状が浮き彫りに~
湯まわり設備メーカーの㈱ノーリツ(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:腹巻知、東証プライム上場)は、主催する「日本のおふろをもっとキレイにプロジェクト」が実施した「おふろ掃除全国統一模試」において、おふろ掃除への意識や知識に関する設問から「おふろ掃除の実態」が明らかになりました。本模試は全国10代以上の男女9,292名が回答。浴室で最も気になる汚れについて「カビ」と答えた人が33%、次いで「ピンク汚れ」が23%と、一年を通じて高温多湿となる“浴室ならではの汚れ”が上位となりました。おふろ掃除の方法については、「こすり洗い」を行うと答えた人は75%にものぼり、掃除に費やす時間の平均を年間換算すると「89.4時間」という結果となりました。時短家電や便利なアイテムが増える一方で、おふろ掃除は未だに「人の仕事」であるという現状が浮き彫りになりました。「ピンク汚れ」に対する知識問題では正解率は24%と低く、多くの人が悩みを抱えているものの正しい知識を知らないという実態も判明しました。
(特設サイトURL:https://www.noritz.co.jp/product/special/kyutou_specialproject/moshi_2024/moshikekka)
当社は、創業者が戦時中の海軍兵学校時代の厳しい訓練後に、許されたわずかな時間の入浴で心を癒した経験から、「お風呂は人を幸せにする」という理念を掲げ設立しました。この理念は創業の原点として現在に至るまで継承され、おふろが「疲れを癒しリラックスできる場所」として本来の効能を発揮できるように、おふろ掃除の省力化に貢献する商品を開発してきました。全国各地でカビが気になる梅雨シーズンに突入する今、同プロジェクトの推進を通じ、生活者の衛生意識向上と日々の豊かな暮しに貢献してまいります。
~「おふろ掃除の実態」結果トピックス~
■浴室で最も気になる汚れの上位は「カビ」と「ピンク汚れ」で、全体の過半数を占める■おふろ掃除の方法について「こすり洗い」をする人が75%と大多数 ■掃除に費やす平均時間を年間換算すると89.4時間という結果に ■多くの人が悩みを抱える「ピンク汚れ」に対する知識の正解率は低く24% |
「おふろ掃除の実態」の結果トピックス
「浴室で最も気になる汚れ」についての質問では、「壁のカビ」と回答した人が最も多く33%、次いで「排水口のピンク汚れ」が23%と、上位2項目で全体の過半数を占める結果となりました。
温度や湿度が高く、栄養源となる石鹸かすや皮脂などが一年中そろっている浴室は「カビ」や「ピンク汚れ」の発生リスクが高く、おふろ掃除の悩みの原因になっています。
「おふろ掃除の方法」についての質問では、「洗剤を使ってこすり洗い」と回答した人が最も多く66%、「洗剤なしでこすり洗い」と回答した人9%とあわせると、4人に3人が「こすり洗い」を行っていることが判明しました。
テクノロジーの発達により部屋の床掃除や食器洗いで自動化が進んでいる一方で、おふろ掃除は未だに人力で行うことが主流であることがわかりました。
「おふろ掃除の頻度と場所」についての質問では、「毎日」と回答した人は81.1%、「週1回程度」は89.6%、「月1回程度」は80.7%となり、大多数の人が毎日の掃除に加え、定期的に浴室全体の掃除をしていることがわかりました。また、特に「浴槽」「排水口」「床」といったピンク汚れが発生しやすい箇所は高頻度に掃除している人が多いことが判明しました。
「おふろ掃除に費やす時間」の平均は右図の通りとなり、換算すると年間約89.4時間にのぼります。
同プロジェクトで2023年8月に実施した「#おふろ掃除がんばった選手権」でも「退治しても気づいたら床がピンク色になってしまう」「ピンク汚れが嫌で毎日掃除をする」といった悩みの声が1万件以上寄せられており、おふろ掃除の苦労が表出した結果となりました。
■ピンク汚れ・カビの抑制には「除菌」と「乾燥」が重要
「ピンク汚れ」に関する知識問題の正解率は24%に留まり、「ピンク汚れ」に対する悩みを持つものの正しい知識を知っている人は少ない、ということが判明しました。
矢口貴志先生(千葉大学准教授)によると、「ピンク汚れ」はカビではなく主に細菌によるもので、黒カビよりも繫殖能力が高い一方、柔らかいスポンジなどで比較的簡単に除去できるという特徴を持ちます。また、カビと似た環境を好むため、「ピンク汚れ」が付く個所には「黒カビ」も生えやすいといえます。「ピンク汚れ」や「カビ」の育成を抑制するには、早い段階での「除菌」と「乾燥」が効果的です。
矢口貴志 先生
千葉大学真菌医学研究センター准教授。早稲田大学理工学研究科博士前期課程修了。
生活環境のカビ、とくにヒトに病原性のあるカビを専門に研究している。
■調査名:おふろ掃除全国統一模試 ■実施期間:2024年4月22日~4月29日 ■調査対象:47都道府県在住の10代以上の男女 ■調査手法:インターネット ■調査回答数:9,292名 ■当社調べ |
おふろ掃除をラクにする“AQUA OZONE(アクアオゾン)”を搭載した商品
工学院大学の独自技術を実装したユニット構造により、水道水を電気分解して生成したオゾンをしっかりと水中へ溶解する技術です。生成されたオゾン水は99%以上の除菌効果※1を持ち、除菌・脱臭効果を実現します。“AQUA OZONE”を実装したオゾン水除菌ユニットを給湯器※2と浴室暖房乾燥機※3に搭載しました。
高効率ガスふろ給湯器「GT-C72シリーズ」※2
浴槽の残り湯の排水を自動で検知すると、オゾン水を流してふろ配管を除菌※4。排水口にたまった水のニオイも抑制※5します。
スイッチを押すだけで、浴室天井からオゾン水の散布、換気・乾燥までを自動で行う「キレイ運転」の機能を搭載。オゾン水散布箇所のピンク汚れや黒カビの原因菌の発生を抑制※6※7し、浴室をキレイに保ちます。
日本のおふろをもっとキレイにプロジェクト
公式サイト: https://www.noritz.co.jp/product/special/kyutou_specialproject/
◆“AQUA OZONE”、“AQUA OZONE”マークは㈱ノーリツの登録商標です。◆「オゾン水除菌ユニット」は除菌するものであり、汚れを落とすものではありません。また全ての菌に作用するものではありません。◆水質などの条件によって、十分な効果が得られない場合があります。◆清掃不要になるものではありません。定期的なお手入れが必要です。◆すでに発生・付着したピンク汚れやカビを除去するものではありません。
※1[試験機関](株)衛生微生物研究センター[試験番号]2021D-BT-11017[試験方法]オゾン水に菌液を接種し、残存した菌数を測定。[試験結果]接触時間10秒で99%以上除菌。(実使用での実証効果ではありません。使用環境により効果は異なります。)
※2 2023年7月発売。詳細はニュースリリースをご覧ください。(https://www.noritz.co.jp/company/news/2023/20230405-005231.html)
※3 2024年9月発売予定。詳細はニュースリリースをご覧ください。(https://www.noritz.co.jp/company/news/2024/20240606-005651.html)
※4[試験機関](株)衛生微生物研究センター[試験番号]2022D-BT-80009[試験方法]内壁に試験菌液を付着させたふろ配管に対し「オゾン水配管クリーン」を実施。[試験結果]未実施時との比較で生菌数が99%以上減少。(実使用での実証効果ではありません。使用環境により効果は異なります。)
※5[試験機関](株)ノーリツ[試験方法]おとな4人が180L、40℃設定のふろに各10分間入浴後排水。「オゾン水配管クリーンあり」の場合と「ふろ配管クリーンなし」の場合の、排水口に滞留した水を採取し、水のニオイを6段階臭気強度表示法にて評価。[臭気測定機関](株)総合水研究所[試験番号]N2304657[試験結果]6段階臭気強度にて「オゾン水配管クリーンあり」は0.5、「ふろ配管クリーンなし」は2。(実使用での実証結果ではありません。使用環境により効果は異なります。)
※6[試験機関](NPO法人)カビ相談センター[試験番号]CFCJ委24-101[試験方法]細菌を付着させた試験片を30℃で3日間培養したあと、浴室壁面に設置してキレイ運転(標準モード、エコモード)を実施。[対象部位]樹脂板上に付着した細菌[試験結果]99.9%抑制
※7[試験機関](NPO法人)カビ相談センター[試験番号]CFCJ委24-101[試験方法]カビを付着させた試験片を25℃で7日間培養したあと、浴室壁面に設置してキレイ運転(標準モード、エコモード)を実施。[対象部位]樹脂板上に付着したカビ[試験結果]99.9%抑制