大阪経済大学 珈琲倶楽部×就労継続支援B型ここある×浅田ゼミ コラボ企画 オリジナルコーヒー「くすのきブレンド」完成

大阪経済大学

大阪経済大学(学長:山本俊一郎/所在:大阪市東淀川区)は、情報社会学部の浅田拓史ゼミが連携を提案し、本学の学生サークル「珈琲倶楽部」と福祉事業所「就労継続支援B型ここある」が開発したドリップバッグコーヒー「くすのきブレンド」を、4月24日(水)に開催する「第16回 くすのきエール・マルシェ」で販売します。 ■ゼミ学生が学生サークルと福祉事業所をマッチング。新しいビジネスモデルを目指す。 浅田ゼミでは、2021年から複数の福祉事業所の自主製品を集めた販売会「くすのきエール・マルシェ」を2カ月に1回程度開催していますが、コーヒーの販売で苦戦していました。試飲なしでコーヒーの味や香りの魅力を伝えることが難しかったためです。 そこで学生たちは、大学のオリジナルブランドという付加価値を考え、コーヒー販売を行う福祉事業所「ここある」と学生サークル「珈琲倶楽部」に連携を提案し、オリジナルコーヒー「くすのきブレンド」の開発に取り組みました。 今後、学内外のイベントで販売し、消費拡大を図ります。浅田ゼミでは、自主製品の販売だけではビジネスとして成立させるのは難しいと考えており、この取り組みが新しいビジネスモデル(消費型モデル)となるよう、検討を続けます。 ■地域と繋がる学生サークル「珈琲倶楽部」。香り豊かで華やかなオリジナルコーヒーをブレンド。 「くすのきブレンド」のコンセプトは「華やかな気分になる飲みやすいコーヒー」で、価格は1個200円(税込)、箱入り(12個)2,400円(税込)です。福祉事業所の方たちが商品化までのすべての作業(焙煎、配合、豆を挽くなど)をしています。 「珈琲倶楽部」は約60名が所属する学生サークルで、コーヒーを通じて地域との縁を広げる活動をしています。浅田ゼミの学生たちは、2023年10月末に行われた学園祭で「珈琲倶楽部」に連携を提案しました。 2023年12月、浅田ゼミの学生は、「珈琲倶楽部」の学生と「ここある」を訪問し、コンセプト、価格、作業日程などを決定。完成までの作業は、「ここある」の店舗で店休日に行われました。学生たちは、8種類のコーヒー豆を焙煎し、11回の試作の末、コロンビア、ケニア、エチオピアのデカフェの3種類の豆を使用したブレンドを完成させました。浅田ゼミの学生は、ブレンド完成までにパッケージデザインの発注やイベント出店など、販売戦略を立てました。 「くすのきブレンド」は、浅田ゼミが開催する「くすのきエール・マルシェ」や珈琲倶楽部の出店するイベント、「ここある」のオンライン販売サイトで購入できます。また「ここある」の2024年4月のコーヒードリップバッグ定期便の中の1ブレンドに採用されています。 ----「くすのきブレンド」概要---- ■商品:「くすのきブレンド」(ドリップバッグコーヒー) ■価格:1個200円(税込)・箱入り(12個)2,400円(税込) ■配合:コロンビア、ケニア、エチオピア(デカフェ)のコーヒー豆を独自に配合。 ■販売場所: 浅田ゼミ主催の福祉事業所の自主製品を集めた販売会「くすのきエール・マルシェ」 学生サークル「珈琲倶楽部」が出店するイベント 福祉事業所「就労継続支援B型ここある」オンライン販売(※2024年10月末までの限定販売) https://cocoaru.thebase.in/ 【浅田ゼミ 藤原 怜太郎さん(情報社会学部4年)コメント】 浅田先生より「学生サークルの『珈琲倶楽部』が学内外のイベントで活動しているから一緒にできることがあるのではないか」とアドバイスいただいたことが、きっかけとなりました。提案の際には「くすのきエール・マルシェ」の活動内容を丁寧に説明しています。何をしているかわからない人たちに「一緒にやりましょう」と言われても協力いただけないと思ったからです。浅田ゼミの活動と「くすのきエール・マルシェ」の活動趣旨をご理解いただき、開発がスタートしました。 【珈琲倶楽部代表 池本 愛花さん(経営学部3年)コメント】 「ここある」さんは、非営利法人が運営されている福祉事業所とお聞きしていたので、私も普段の関わりがない団体であり、商談も未経験で不安でしたが、担当の方はとても物腰の柔らかい方で安心してブレンド作成が出来ました。「くすのきブレンド」はコーヒーが苦手な方も飲みやすいブレンドですが、エチオピア(デカフェ)を少し加えることで香り豊かで華やかに仕上げています。アイスコーヒーにしても楽しんでいただけます。 【就労継続支援B型ここある 担当者 コメント】 「くすのきブレンド」は、当店のブレンドコーヒーとメインの豆は同じ(焙煎度合いも含め)でありながら、全く新しい味に仕上がっていて驚きました。とても飲みやすく、利用者の方にも好評です。積極的にアイデアを出しながら話し合いを進める姿が印象的でした。当店の定休日を利用した学生プロデュースのカフェ、新しい商品の企画販売など、今後も連携を続けると面白いかもしれません。 《就労継続支援B型ここある》 大阪市城東区のブックカフェで、障害のある人の就労支援の場でもあります。店内には約300冊の本を用意し、お好きな本と自家焙煎のコーヒーでゆっくりお過ごしいただけます。店内では、手作りの雑貨やドリップバッグコーヒーの販売もしております。 ・運営団体:特定非営利活動法人 あそーと https://npo-assort.com/ ・大阪市城東区成育1−1−13大阪ウスイビル101 ・URL: https://cocoaru.npo-assort.com/ 【第16回 くすのきエール・マルシェ】 ■日時:2024年4月24日(水)10:00~18:00 ■会場: かみしんプラザ1階(住所:大阪府大阪市東淀川区大隅1丁目6−12) 阪急京都線 上新庄駅、徒歩10分、大阪メトロ今里筋線 瑞光四丁目駅、徒歩7分 大阪シティバス 大桐二丁目バス停、徒歩3分 ▼本件に関する問い合わせ先 企画部広報課 住所:大阪府大阪市東淀川区大隅2-2-8 TEL:06-6328-2431 FAX:06-6323-4790 メール:kouhou@osaka-ue.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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