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びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県大津市)において2月13日、第2回「ビジネスプランコンテスト」決勝が行われた。今回は、2025年に滋賀県で開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」をきっかけとした、同県のさらなる発展につながるビジネスプランを学生が立案。決勝では、10組22名の応募から予選を勝ち抜いた5組が発表した。笠原奈津子さん(3年次生)と福山琳那さん(1年次生)による「負の遺産を一生の遺産へ~差別のない世界への先駆け~」が最優秀賞となったほか、優秀賞と特別賞が選ばれた。
びわこ成蹊スポーツ大学では昨年度、在学生を対象とした「ビジネスプランコンテスト」をスタート。スポーツの新たな価値を創造する起業家精神の醸成を目的としており、参加者にはアイデアを形にすることを通じて「考える力」と「一歩踏み出す力」を身につけることが期待される。
第2回目を迎えた今年度は、2025年に開催される「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」をきっかけとした、さらなる滋賀県の発展につながるビジネスプランがテーマ。10組22名の応募があり、予選を勝ち抜いた5組が決勝の舞台で、それぞれの想いを込めた発表を行った。プレゼンテーションと質疑応答による審査の結果、最優秀賞、優秀賞、特別賞が選ばれた。
最優秀賞を受賞した笠原奈津子さん(3年次生)は、「この度は最優秀賞という素晴らしい賞を頂き大変嬉しく思います。ユニバーサルスポーツに着目してプランを展開してまいりましたが、ユニバーサルスポーツのように対象を定めないスポーツがさらに世界に広まっていけばいいなと感じました。提案したプランが少しでも滋賀県の発展に貢献できることを願っております」とコメントしている。
大河学長は総評として「『スポーツと健康』など、スポーツを活用して社会を活性化していこうとしている。今回はそういったテーマにチャレンジしてくれた。スタジアムやアリーナのような非日常の空間を活用して、スポーツの力を社会に役立てることをこれからも考えてほしい」と、学生たちを讃えた。
また、石井智副学長は「難しいテーマ設定だったがよく考えてくれた。コンテストがゴールではないので、ここからがスタートとしてこれから学びを深めてほしい」と、学生にエールを送った。
びわこ成蹊スポーツ大学は今後も、地域や社会に求められる大学を目指して、新たなチャレンジを行っていく。
■第2回 びわこ成蹊スポーツ大学「ビジネスプランコンテスト」
【受賞タイトル一覧】
■最優秀賞「負の遺産を一生の遺産へ~差別のない世界への先駆け~」 3年次生 笠原奈津子・1年次生 福山琳那
■優秀賞「平和堂HATOスタジアム~ピースオブ彦根~」 3年次生 浅野希星・近藤幸喜
■特別賞「施設を利用したツーリズム事業~近江八幡運動公園から始まるプチ旅プラン~」 3年次生 川本優太・森村陽貴
【テーマ】
「2025年に開催される滋賀県国スポ・障スポ大会をきっかけに、将来、滋賀県に対して地域貢献になるようなビジネスプランを考えてください。」
①大会終了後、施設の有効利用
②地域に根付くスポーツ文化
【審査員】
関明夫 氏 (株式会社平和堂地域共創事業部)
藤原裕司 氏 (公益財団法人大阪産業局/びわこ成蹊スポーツ大学卒業生・8期生)
安井亮介 氏 (滋賀県文化スポーツ部)
大河正明 (びわこ成蹊スポーツ大学 学長)
井口徹郎 (びわこ成蹊スポーツ大学 キャリアセンター長)
河野仁 (びわこ成蹊スポーツ大学 キャリア本部長)
【決勝進出タイトル】
「平和堂HATOスタジアム~ピースオブ彦根~」 3年次生 浅野希星・近藤幸喜
「湖南市を盛り上げよう~eスポーツを通して~」 3年次生 金谷晃汰・三谷陽太・山本息吹
「負の遺産を一生の遺産へ~差別のない世界への先駆け~」 3年次生 笠原奈津子・1年次生 福山琳那
「長浜伊香ツインアリーナ~治療院の併設~」 2年次生 伊東愛莉・西村悠・1年次生 高坂和葉
「施設を利用したツーリズム事業~近江八幡運動公園から始まるプチ旅プラン~」 3年次生 川本優太・森村陽貴
(参考:びわこ成蹊スポーツ大学公式サイト内)
・「スポーツの新たな価値創造」を目指したビジネスプランコンテストを開催!『滋賀県×スポーツ×発展』をテーマに学生がプランを立案!
https://biwako-seikei.jp/news/1359
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/