【ユビテック】安全見守りサービス「Work Mate」工場設備の異常通知を受信可能に

オリックス株式会社

作業者の安全管理に加えて業務効率化・DX化に貢献

株式会社ユビテック(本社:東京都港区、社長:大内 雅雄、以下「ユビテック」)は、2月1日より、安全見守りサービス「Work Mate」にて、工場設備から発する異常通知の受信機能が追加となりますのでお知らせします。

1. 設備通知機能提供の背景と機能
設備の停止時間の短縮および作業者の安全確保のためには、工場設備の異常をいち早く検知することが必要です。現状の工場設備の異常通知方法について「Work Mate」をご利用されているお客さまにヒアリングしたところ、(1)設備ごとに警報が設置されており、設備の特定に時間がかかる、(2)管理室以外で通知の確認ができない、(3)警報の発生時に各作業者の作業場所を瞬時に把握して対応指示する手段がない、などの課題があることがわかりました。「Work Mate」と設備異常の情報を連携することで、作業者は「どの設備に異常があるか」を装着しているスマートウオッチで即時に確認ができます。また、管理者は「Work Mate」で作業者の位置情報を確認できるため、対応の指示をスムーズに行えます。
図1 通知イメージ
 
 
図2 作業指示イメージ

2. システム構成
稼働設備や警報設備と「Work Mate」をインターフェースコンバータ(通信変換器)で接続します。稼働設備の情報が「Work Mate」のクラウドシステムに取り込まれることにより、稼働設備のアラート通知の受信・閲覧、警報設備の発報が可能になります。
図3 システム構成図

ユビテックは、今後も作業現場における「Work Mate」のさらなる有効性、機能性向上を目指します。また、「ヒト」にまつわるデータの価値創造を最優先し、AI・データ活用のエクスパティーズ(専門的技術)を高め、「危険予知・予防」をコンセプトとしたサービスを展開してまいります。
 
 
 
■「Work Mate」のコンセプト
転倒・転落や各種体調変化のリアルタイム検知に加え、バイタルや活動量データから熱中症予兆や注意力低下などの「危険予知」を行い、労災事故の「未然予防」を目指す


 

■「Work Mate」の特徴・機能
危険予知:熱中症予兆検知
  • 実証で得たバイタルデータから熱中症の「予兆」を検知するアルゴリズムをユビテックが独自開発
  • 日々のバイタルデータの個人特性をAIが学習することで、検知精度が進化し続けていく
  • 回復状態も検知し、現場での適切な休憩および現場復帰を促す
 
 
危険予知:注意力低下検知
  • スマートウオッチから取得したパルスと加速度のデータをリアルタイムで分析し、動作に対してパルスが平常時より低い状態が一定時間継続した場合に「注意力低下状態」と判定する
  • 日々のバイタルデータの個人特性をAIが学習することで、検知精度が進化し続けていく
  • 本人と管理者へアラートを発報し、注意喚起や、行動変容を促す

リアルタイム検知(一部抜粋)
☑転倒・転落検知の本人確認画面・通知

☑体調レベルの変化通知
  • 「Work Mate」は、医療機器ではなく、疾病の診断、治療、予防を目的としておりません。

(※株式会社ユビテックはオリックスグループです)

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