低消費電流パワーアンプ、方向性カプラおよびアンテナ・スイッチ技術を集積した小型モジュール
アバゴ・テクノロジー株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:米山 周)は、本日、WiFiアクセス・ポイント向けに高効率のフロントエンド・モジュールの新製品を発表しました。新しいモジュールAFEM-S105は、小型(3.2×3.2×0.6mm)パッケージにパワーアンプ、方向性カプラおよびSPDTアンテナ・スイッチを集積しています。パワーアンプは、IEEE802.11 a/n WiFi変調信号に最適化され、周波数範囲5.15~5.85GHzのモバイルおよび固定無線データ用途にご利用いただけるモジュールです。
アバゴのフロントエンド・モジュールは、高性能技術を利用してPCB基板のフットプリントを縮小し設計を簡素化します。AFEM-S105は、アバゴ独自の0.25μm GaAsエンハンスメントモードpHEMTプロセス技術を利用して、電圧および温度範囲における均一なRF性能と低消費電流を実現します。モジュールは、利得が平坦で整合し易く、また厳しい802.11a/nマスク条件を満たす線形電力効率を提供します。
アバゴ・テクノロジーのワイヤレス製品のマーケティング・ディレクターであるジェームズ・ウィルソンは「WiFi接続機能を組み込んだ機器をいち早く市場に出すために、フロントエンド・モジュールAFEM-S105は、WiFiアクセス・ポイントおよび携帯機器のWiFiアプリケーションに最適な高集積、小型ソリューションを提供します」と、述べています。
AFEM-S105の他の製品特長
• RFポートが50Ω整合を内蔵し設計を簡素化
• 高いTx - Rxスイッチ・アイソレーション
• 利得28dB
• すべての負荷および条件で安定
• 15dBmでのFCC 15.205放射要件に適合
供給
フロントエンド・モジュールAFEM-S105のサンプル提供および量産品の販売は、アバゴ・テクノロジーの正規販売代理店を通して行われます。
アバゴ・テクノロジー社
日本法人: アバゴ・テクノロジー株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:米山周)
アバゴ・テクノロジーは、通信、産業、民生向けアナログ・インターフェース機器のグローバルリーディング・サプライヤです。当社の主力製品は、アナログ、ミクスドシグナル、オプトエレクトロニクスの部品やサブシステムなど多岐にわたっています。ターゲット市場は、インダストリアル / 自動車、情報通信 / エンタープライズ・ネットワーク、携帯電話/ワイヤレス・コミュニケーション、そしてコンピュータ周辺機器の4つの市場にわたり、革新的、高機能そして高品質製品を提供しています。また、世界中に技術サポートおよびカスタマーサービス拠点を有し、お客様をサポートしています。アバゴ・テクノロジー技術革新の伝統は、50年前のヒューレット・パッカードに遡り、そしてアジレントの時代から受け継がれてきたものです。詳しくは当社のウェブサイト
http://www.avagotech.co.jp をご覧ください。
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