人の暮らしや社会に本物の快適さを提供し続けて半世紀。2023年11月、FUJIOH※1はレンジフード生産50周年。
※1 FUJIOH は、富士工業グループの企業ブランドです。
※2 富士工業グループは、一般家庭用レンジフード供給台数国内シェア No.1。(2021年4月東京商工リサーチ調べ ODM生産品含む)
1941年創業のFUJIOHは、1973年にレンジフードの生産を開始しました。それは折しも高度経済成長期を経て日本人のライフスタイルが変わり、住宅で「換気」が意識され始めた時代でした。以後、今日に至るまで住宅を取り巻く環境や状況は幾度と変化しましたが、FUJIOHもそれぞれの時代のニーズにお応えするため、数々のレンジフードを開発・生産してきました。
現在FUJIOHのレンジフードは日本のみならず、中国やシンガポールを中心とした東南アジアでも販売されています。日本で培った油煙の捕集技術を展開した製品は、東南アジアでもご好評いただいています。
1973年の流行語は「省エネ」。オイルショックを経て日本全体がエネルギーの効率的な利用を意識し始めた時代でした。現在、省エネへの配慮はレンジフードにも反映されており、FUJIOHでは清掃時間削減や節水に貢献する「オイルスマッシャー」や「自動洗浄」などの機能を搭載したレンジフードをラインアップしています。
近年は長年のレンジフード開発で培った油煙捕集や空気環境改善の技術や知見をもとに、商業用施設向けの製品などの開発にもチャレンジしています。さらにアクセラレータープログラムなどにも積極的に参加し、様々な事業者様と脱酸素などに向けたプロジェクトに取り組んでいます。
今後もFUJIOHはブランドビジョン「空気を変え、環境を変え、明日を豊かに変えていく。」を掲げ、人の暮らしや社会に本物の快適さを提案し続けてまいります。
<参考資料>
■FUJIOHのレンジフードの歴史
・1970年代 レンジフード創成期
一般家庭へのシステムキッチンが普及するにつれて、レンジフードが導入されるケースが増えました。この当時はターボファンを搭載した平型レンジフードや、プロペラ換気扇が組み込まれたフードが一般的でした。
・1980年~ レンジフードの基本となるブーツ型レンジフードの形状が構築
ブーツ型レンジフード、スロットフィルタ、シロッコファンといった「レンジフード」という言葉からイメージされる基本の形ができあがります。油煙を効率的に捕集するブーツ型レンジフードはマイナーチェンジを幾度か経て現在も販売される、ロングセラーの形状です。
・1990年~ 清掃性の追求
ユーザーの声を反映し、清掃性を高めるためにパーツに油をはじく塗装を施し、油回収のシステムを搭載した製品が生まれ始めます。
オープンキッチンの普及と共にレンジフードもインテリアの一つとして、デザイン性が求められるようになりました。イタリアのエリカ社との合弁会社アリアフィーナが生まれたのもこの時代です。ステンレスを含めたカラーバリエーションはもちろんのこと、スリムでスタイリッシュなレンジフードは現在も好評です。
・2010年~ 省エネ化
環境志向の更なる高まりを受け、レンジフードにも省エネに配慮した機能が搭載されます。
清掃時間や清掃に使用する水を削減できるオイルスマッシャーが誕生したのも2014年です。その後も続いて「自動洗浄」「風量おまかせ運転」「自動換気」など機能を搭載した製品が生まれています。
■換気の喚起
11月9日(いいくうき)は換気の日です。
FUJIOHはキッチンのレンジフード・換気扇、扇風機を活用した住宅の効果的な換気方法を紹介しています。
URL:https://www.fujioh.com/kanki/index.html
富士工業株式会社は富士ホールディングス株式会社の100%子会社です。
【富士工業グループ会社概要】
事業概要:キッチン用換気扇の企画・開発設計・生産・販売・アフターサービスまで、
一貫した事業活動を行う住宅設備機器メーカー
代表者:代表取締役社長 柏村浩介
創立:1941年12月
所在地:神奈川県相模原市中央区淵野辺2丁目1番9号
従業員数:895名(役員、アルバイト・契約社員等を除く)
グループ会社:富士ホールディングス株式会社
富士工業株式会社
富士工業販売株式会社
フジテックメンテナンス株式会社
株式会社ヒートアンドクール
F.I.T. (FUJIOH INTERNATIONAL TRADING PTE.LTD.)
芙子帝風商貿(上海)有限公司 (FUJIOH TRADING SHANGHAI CO.,LTD.)
F.M.M.(FUJIOH MARKETING MALAYSIA SDN. BHD.)
[関連会社]アリアフィーナ株式会社
公式WEB:https://www.fujioh.com