FUJIOH※の2つのプロジェクトがオープンイノベーション実践プログラムが 「ビジネスアクセレーターかながわ(BAK)」 に同時採択
一社での複数プロジェクト採択(「脱炭素推進枠」と「通常枠」)はBAK初
富士工業株式会社(神奈川県相模原市/厨房機器製造・販売/代表取締役社長 柏村浩介/以下、FUJIOH)は、2023年10月12日、神奈川県のオープンイノベーション実践プログラム「ビジネスアクセラレーターかながわ(以下、BAK)」に2つのプロジェクトが採択されました。今回のBAKは応募総数計327件のうち、採択されたプロジェクトは15件でした。1回の募集において、一社で同時に2つのプロジェクトが採択されたのは同プログラム初となります。FUJIOHは「脱炭素推進枠」と「通常枠」という2つのプロジェクトにパートナー企業と共に取り組みます。※ FUJIOH は、富士工業グループの企業ブランドです。
1.【脱炭素推進枠採択プロジェクト】
油煙や排熱が少ない「クールフライヤー」を組み合わせた循環型厨房システムの開発プロジェクト
クールフライヤー株式会社が開発した、油煙・排熱等を大幅削減したフライヤー(揚げ物調理器)と、FUJIOHが有する空調エネルギーロスを大幅に削減できるダクトレス調理油煙回収ユニットを掛け合わせ、CO2削減効果や省エネルギー効果の定量的エビデンスの獲得に向けた実証を行います。将来的には実証結果を踏まえ、省資源・脱炭素厨房ソリューションの社会実装を目指します。
クールフライヤー株式会社 Webサイト:https://coolfryer.co.jp/
2.【通常枠採択プロジェクト】
水産養殖と水耕栽培を組み合わせた循環型栽培システム「アクアポニックス」×気流制御による脱炭素及び資源循環の促進プロジェクト
株式会社アクポニが提供する、水産養殖と水耕栽培を掛け合わせた循環型栽培システム「アクアポニックス」と、FUJIOHによる空気循環の最適化を組み合わせることによる、システムの生産性・資源利用効率の向上、エネルギー使用量の削減効果の実証を行います。
就農人口の急減や肥料価格の高騰など様々な課題を抱える日本の農業ですが、環境負荷の低減を実現により収量が上がるアクアポニックス施設を普及・定着させることで持続可能な農業の実現を目指します。
株式会社アクポニ Webサイト https://aquaponics.co.jp/
■ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)とは
神奈川県では、県内に拠点を持つ大企業と質の高いベンチャー企業による連携プロジェクトの創出と、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、大企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等に参画いただく協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」を運営しています。
今後、プロジェクトの実現に向けて、県の支援を受けながら実証に向けた活動を行ってまいります。プロジェクトの成果発表は2月下旬を予定しています。
Webサイト:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html
※ 富士工業株式会社は富士ホールディングス株式会社の100%子会社です。
【富士工業グループ会社概要】
事業概要:キッチン用換気扇の企画・開発設計・生産・販売・アフターサービスまで、
一貫した事業活動を行う住宅設備機器メーカー
代表者:代表取締役社長 柏村浩介
創立:1941年12月
所在地:神奈川県相模原市中央区淵野辺2丁目1番9号
従業員数:895名(役員、アルバイト・契約社員等を除く)
グループ会社:富士ホールディングス株式会社
富士工業株式会社
富士工業販売株式会社
フジテックメンテナンス株式会社
株式会社ヒートアンドクール
F.I.T. (FUJIOH INTERNATIONAL TRADING PTE,LTD.)
芙子帝風商貿(上海)有限公司 (FUJIOH TRADING SHANGHAI CO.,LTD.)
F.M.M.(FUJIOH MARKETING MALAYSIA SDN. BHD.)
[関連会社]アリアフィーナ株式会社
公式WEB:https://www.fujioh.com