災害時の代行輸送力強化に向けた内航船の共同発注について

センコーグループホールディングス株式会社

 センコーグループホールディングス株式会社(本社:東京都江東区、社長:福田泰久、以下「センコー」)と日本貨物鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:犬飼新、以下「JR貨物」)は、総トン数499トン型貨物船(以下 「本船」)を共同で1隻新造し、保有することといたしました。このたび、造船契約を締結しましたのでお知らせいたします。
 この取組みを通じ、センコーは、重要な輸送モードである貨物鉄道輸送を構成する利用運送事業者の一員として、安定輸送に貢献して参ります。JR貨物は、頻発する自然災害への対策強化に向けて輸送モードの複線化を図り、「JR貨物グループ長期ビジョン2030」に掲げる「安心・安全な物流サービス」の実現に努めて参ります。
 なお、本船の竣工は2024年春を予定しております。竣工後、災害代行輸送に本船を投入する場合は、JR貨物が各利用運送事業者よりお引き受けした貨物を輸送します。
 
船舶外観イメージ
災害時船舶代行輸送イメージ

1.本船の概要
(1)船体寸法    
  ・長さ(垂線間長) 70.00メートル
  ・幅(型)     12.50メートル
  ・深さ(型)     7.00メートル
  ・計画満載喫水(型)4.059メートル
(2)総トン数    499トン
(3)載貨重量トン数    1,600トン
(4)貨物容積    2,476立方メートル(12フィートコンテナ80個積載予定)
(5)搭載貨物    コンテナ、一般雑貨、バラ貨物、鋼材類他
(6)共同保有比率    センコーグループ 70% JR貨物 30%
(7)竣工時期    2024年春(予定)
上記概要は現時点の予定であり、変更となる可能性があります。

2.本船の活用イメージ
 平常時は本船をセンコー海運グループにて運航します。自然災害等が発生し、貨物鉄道のネットワークが寸断された場合には、JR貨物が実施する災害代行輸送に本船を投入し、各利用運送事業者よりお引き受けした貨物を輸送します。これにより貨物列車の不通区間をバイパスする輸送サービスを継続することができ、お客様に安心してご利用いただくことが可能となります。

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