ゆずジェラート「へぐりっこ」プロテinを新発売 近畿大学農学部生が産官学連携でゆず栽培から商品企画まで行う

近畿大学

近畿大学農学部(奈良県奈良市)は、奈良県平群町、株式会社テンダーボックス(奈良県平群町)との産官学連携により、ゆずジェラート「へぐりっこ」プロテinを企画・開発しました。令和5年(2023年)2月22日(水)から、テンダーボックスの直営店であるイタリアンジェラートとパスタの専門店「mamma」となら歴史芸術文化村(奈良県天理市)にて、数量限定で販売します。 【本件のポイント】 ●アグリビジネス実習の一環として、平群町産のゆずを使ったジェラートを産官学連携で開発 ●農学部生が、原材料のゆずの栽培や商品名の考案、パッケージのデザインを担当 ●学生は農産物の生産から加工、流通、販売までを現場で学ぶことで、より専門的・実学的な知識を習得し、アグリビジネス(農業関連産業)のプロを目指す 【本件の内容】 近畿大学農学部農業生産科学科は、アグリビジネス実習の一環として、奈良県平群町、株式会社テンダーボックスと連携し、平成27年(2015年)に金時いもジェラート「へぐりっこ」を、平成30(2018年)にかぼちゃジェラート「へぐりっこ」を開発し、毎年販売を行っています。 今回、「へぐりっこ」シリーズの第3弾として、ゆずジェラート「へぐりっこ」プロテinを新たに企画・開発しました。平群町産のゆずを使い、ゆずのスッキリとした香りが楽しめるジェラートです。また、このジェラートにはプロテインが含有されているため、タンパク質を手軽に補うことができ、健康管理にも役立てることが可能です。商品化にあたり、アグリビジネス実習を受講している学生がゆずの栽培や商品名の考案、パッケージのデザインを担当しました。 【商品概要】 商品名 :ゆずジェラート「へぐりっこ」プロテin 内容量 :100ml 特徴  :ジェラート1カップ(100ml)あたりのタンパク質含有量(推定量)8.8g 製造者 :株式会社テンダーボックス お問合せ:株式会社テンダーボックス      TEL:0745-46-1081(担当:金元) 【販売店舗】 イタリアンジェラートとパスタの専門店「mamma」(株式会社テンダーボックス直営店) 販売価格:420円(税込) 住所  :奈良県生駒郡平群町菊美台1丁目7-33(近鉄生駒線「東山駅」下車徒歩すぐ) 営業時間:11:00~21:00 定休日 :毎週月曜(月曜が祝日の場合は翌日休) 販売開始:令和5年(2023年)2月22日(水) ※売り切れ次第終了 販売数量:50個(予定) なら歴史芸術文化村 交流にぎわい棟 販売価格:430円(税込) 住所  :奈良県天理市杣之内町437-3(JR桜井線・近鉄天理線「天理駅」より直行シャトル運行) 営業時間:9:00~17:00 休館日 :毎週月曜、12月28日~翌年1月4日 販売開始:令和5年(2023年)2月22日(水) ※売り切れ次第終了 販売数量:50個(予定) 【平群町】 平群町と近畿大学は、平成25年(2013年)に「アグリビジネス実習」に関する業務委託契約を締結し、農学部農業生産科学科の実習を平群町内に設置した実習圃場で行う等、農業・食品関連分野を中心とした連携を実施しています。平成29年(2017年)1月17日には包括連携協定を締結し、平群町の有する豊かな自然環境、歴史、文化と、15学部49学科を有する本学の知見を生かして、まちづくりや文化学術振興等の様々な分野でのさらなる連携を進めています。 【株式会社テンダーボックス】 奈良県生駒郡平群町に本社を置く企業で、手作りイタリアンジェラートの販売・企画・OEMやイタリアンレストラン「mamma」の経営等を手がけています。ジェラートについては、定番商品から季節商品、各地の特産品を用いた「ご当地ジェラート」まで、これまでに編み出したレシピは実に300以上を誇ります。また、平成27年(2015年)1月にジェラートの本場・イタリアで開催された「第36回SIGAイタリア国際ジェラートコンテスト」自由部門にて世界6位入賞を果たしています。近畿大学農学部農業生産科学科のアグリビジネス実習が平群町内で行われていることがきっかけで、近畿大学農学部とのジェラートの共同開発も実施しています(金時いもジェラート「へぐりっこ」、かぼちゃジェラート「へぐりっこ」他)。 所在地   : 奈良県生駒郡平群町菊美台1丁目7-33 代表取締役 : 辻 政秀 設立    : 平成9年(1997年)3月25日 ホームページ: http://www.tender-box.com/ 【アグリビジネスマイスター認定制度】 近畿大学農学部農業生産科学科では、これからの農業・アグリビジネス(農業関連産業)を担う人材育成を目的に、アグリビジネスマイスター資格認定コースを平成23年(2011年)4月に開設しました。生物現象の知識に加え、農産物の生産から加工、流通・販売までをトータルに学修することで、課程修了後にマイスターの称号が農学部から与えられます。特徴的な科目としては、アグリビジネス実習、アグリビジネス起業論、農業実習等が挙げられ、農業の6次産業化(農業等の1次産業が生産に加え、農産物の加工や流通・販売等も手がけること)をはじめとして、様々な先端/重要テーマの学びを深めるため、学外組織(農業法人、食品企業、自治体等)とも積極的に連携しています。これまでに計304人を認定しており、卒業生は、自ら就農するほか、農協や農機具メーカー、食品会社等に就職し、農業やアグリビジネスに貢献しています。 【アグリビジネス実習】 近畿大学農学部農業生産科学科では、アグリビジネスマイスター認定制度を開設しており、その一環で3年生を対象にアグリビジネス実習(通年開催、実習幹事:准教授 大石 卓史)を行っています。本実習では、奈良県平群町の耕作放棄地を再生した圃場を中心に、農産物の作付け計画から栽培、管理、収穫、そして加工や販売までを一貫して学んでいます。産官学連携商品の開発にも積極的に取り組んでおり、令和4年(2022年)度は44人がアグリビジネス実習を受講しています。 【関連リンク】 農学部 農業生産科学科 准教授 大石 卓史(オオイシ タカフミ) https://www.kindai.ac.jp/meikan/1245-oishi-takafumi.html 近畿大学農学部 https://www.kindai.ac.jp/agriculture/ ▼本件に関する問い合わせ先 広報室 住所:〒577-8502 大阪府東大阪市小若江3-4-1 TEL:06‐4307‐3007 FAX:06‐6727‐5288 メール:koho@kindai.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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