【生理の問題を、大学生・社会人男女826名に調査】働く女性の7割が生理の悩みを一人抱える。男性は理解したいが、対応に困る経験6割。 -- 社会に出る前に、生理や妊娠に向き合う働き方についてオープンな教育機会の提供を --

東洋学園大学

東洋学園大学(学校法人東洋学園 本部:文京区本郷)現代経営学部の本庄加代子准教授は、20代の大学生と社会人(男女)826人を対象に、「仕事と女性の健康に対する男女の意識調査」として生理と働き方に関する調査を行いました。その結果、働く女性の生理にまつわる悩みは深刻で、仕事に意欲的ながら一人で我慢しています。一方で男性側も女性の対応に困った経験がある人が6割いますが、同時に女性の体調を理解したいとする人が7割を超え、男女間の生理の認識差やコミュニケーションのギャップが浮き彫りになりました。このような結果から、学生一人ひとりのウェルビーイングを希求するために生理に対するタブー視を払拭し、男女がオープンに生理と向き合う働き方や妊娠・出産といったライフプランを考える場や教育機会を大学が率先して提供する必要があると結論づけています。 ■<調査サマリー*> ‐生理やPMS(月経前症候群)時に生産性が落ちる女性は、82.3% ‐仕事に支障が出る女性は、67%(約7割) ‐しかし、生理を仕事の言い訳にしたくない女性は、67% ‐周り(上司・同僚)に体調不良を伝えられる女性は、半数を切る48% ‐職場で生理にまつわるネガティブな言葉や雰囲気を作られた経験のある女性は、47% ‐ピルや産婦人科など積極的な管理をする女性は、20%以下 ‐女性の対応に困った経験がある男性は、58% ‐生理前の不調をはっきり伝えてほしい男性の割合、67%(社会人男)70%(大学生男) ‐女性特有の健康を理解したいと思っている男性、74% *「仕事と女性の健康に対する男女の意識調査」(2022年12月)N=826ss ■大学生男女に、仕事と性と健康とそれぞれのウェルビーイングを考える場を提供する  男女が共に働く社会全体の生産性を上げていくためには、「性と健康」に関する正しい情報をよりオープンに男女が共有することで、正しい対処、環境づくりが整い、ひいては社会全体の生産性の向上に繋がります。さらに自身の健康について積極的に管理していくことで、キャリア形成と妊娠・出産といったライフプランへの備えもでき、一人ひとりのウェルビーイングにつながっていくと考えられます。  本調査の結果の詳細は、2月10日開催の「大学生男女が共に学ぶ、フェムテック・ワークショップ講座」にて報告される予定です。 ※講座HP: https://www.tyg.jp/events/detail.html?id=15118  フェムテック(Femtech)とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語であり、女性が抱える健康課題をテクノロジーで解決できる商品・サービスのことを指します。本イベントは、「フェムテック」という聞き慣れない言葉や実際の商品を囲みながら、タブー視されがちな「性と健康」について、大学生が男女別け隔てなく議論し、相互理解を深めることを目的としています。 ※調査概要 【調査テーマ】「仕事と女性の健康に対する男女の意識調査」 【調査期間】2022年12月26日(月)~2022年12月27日(火) 【調査方法】インターネット調査 【調査対象】20代の大学生社会人(男女) 【調査人数】826ss(全体)  (大学生(男)109s、大学生(女)154s、社会人(男)234s、社会人(女)329s) 【モニター提供元】フリージー 【調査設計・実施】東洋学園大学現代経営学部 本庄加代子 ▼本件に関する問い合わせ先 東洋学園大学 広報室 (木村・清水) 住所:文京区本郷1-26-3 TEL:03-3811-1783 FAX:03-3811-5176 メール:koho@of.tyg.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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