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ものつくり大学(埼玉県行田市/学長:國分泰雄)は、2022年12月19日(月)に、特別公開講座「からくりは日本のものづくりの源流」を対面で開催します。講師に、江戸時代から続く「からくり人形師」の家系の現当主であり、現代の名工である九代 玉屋 庄兵衛氏と、末松 良一氏(愛知工業大学 総合技術研究所 客員教授、豊田工業高等専門学校前校長、名古屋大学名誉教授等)を講師に招き、TKPガーデンシティPREMIUM大宮(埼玉県さいたま市大宮区)にて開催します。参加費は無料。定員は先着150名です。
ものつくり大学では、2001年の開学当初より「ものづくり」をテーマに、一般向けの公開講座を毎年開催してきました。2022年度は、「からくりは日本のものづくりの源流」をテーマに、江戸時代から続く「からくり人形師」の家系の現当主であり、現代の名工である九代 玉屋 庄兵衛氏と、からくり人形の調査研究で実績のある、末松 良一氏(愛知工業大学 総合技術研究所 客員教授、豊田工業高等専門学校前校長、名古屋大学名誉教授等)を講師に招きます。
講座では、玉屋氏が、代表的な座敷からくりである「茶運び人形」と「弓曳き童子」の実演と解説を行います。続いて末松氏が、江戸からくりの発展経緯、山車からくり祭の意義などと共に、からくり人形と創意工夫、そして今や世界的潮流にもなっている工場での「からくり改善」活動についてお話しします。また、当日は本学のロボコンプロジェクトの活動を紹介するパネル展示も行います。こちらもお楽しみください。
開催に当たっては、埼玉県のコロナウイルス感染予防策に則り、席数を280名から150名に減らすなど予防策をとって開催いたします。参加者の皆様においては、会場内でのマスクの着用、手指の消毒など、感染予防対策にご協力ください。
<講師プロフィール>
九代 玉屋 庄兵衛(くだい たまや しょうべえ)
享保19年(1734年):初代玉屋庄兵衛が京都から名古屋へ移住。
以降、270年余、尾陽木偶師として、からくり人形の修復・製作・創作に従事
平成7年:九代目を襲名
平成10年:座敷からくり「弓曳き童子」を完全復元
平成27年:卓越した技能者「現代の名工」受賞
各地の山車からくりの修復に従事すると共に、「茶運び人形」を国立科学博物館、大英博物館に寄贈するなど、からくり人形の普及、交流にも努める。
末松 良一(すえまつ よしかず)
愛知工業大学 総合技術研究所 客員教授
豊田工業高等専門学校前校長、名古屋大学名誉教授
専門は、機械制御、流体関連振動、メカトロニクス、画像処理工学、最近では、からくり人形、江戸のモノづくりなど調査研究にも従事。
【日時】2022年12月19日(月)14:30~16:30(開場14:00)
【会場】TKPガーデンシティPREMIUM大宮2階 大ホール
【定員】150名(先着順)
【参加費】無料
【申込受付期間】2022年12月1日(木)まで
【共催】ものつくり大学、一般社団法人埼玉県経営者協会
【後援】埼玉県、埼玉県教育委員会
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により開催を延期または中止する場合があります。
お申込みフォーム
https://www.iot.ac.jp/exchange/regional/openlecture/2022form/
特別公開講座-特設サイト
https://www.iot.ac.jp/exchange/2022/karakuri/index.html
▼本件に関する問い合わせ先
ものつくり大学 広報地域交流係
TEL:048-564-3906
メール:koho@iot.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/