営業秘密など情報持ち出しを検知するInternal Risk Intelligence自然言語処理機能追加へ
~メール・チャットデータを用いたリスク予兆分析精度向上を実現~
企業が抱えるデジタルリスクを予兆・検知・解決するソリューションを手掛ける株式会社エルテス(本社:東京都千代田区、代表取締役:菅原貴弘、証券コード:3967、以下「エルテス」)は、製造業や金融業界での導入が進むInternal Risk Intelligenceサービスの機能拡充に向けたご報告をいたします。本機能拡充によって、メールやチャットを通じた営業秘密等の情報流出リスクの検知精度が向上し、企業に迫るデジタル時代のリスク対策に貢献出来ると考えております。
■自然減処理機能追加の背景
Internal Risk Intelligence※1は、社内に潜む情報セキュリティリスクや労務リスクの早期検知を目的に、金融業界や製造業界のお客様に導入いただいております。すでに活用いただいているお客様を中心に、既存のファイルサーバーログを中心とした分析対象に留まらない、メールやチャットなどのコミュニケーションの分析を通じた検知精度の向上のご要望を頂いておりました。
また、昨今の退職・転職時の情報持ち出し事件についても、個人メールへのデータ添付による営業秘密持ち出しが確認されております。そのため、既存のファイルサーバーログ等を元にした分析に加えて、自然言語処理の分析機能の追加が、より一層の検知精度向上に繋がり、企業のリスクマネジメントの取り組みの貢献に繋がると考えております。
■本機能拡充概要
対象サービス:Internal Risk Intelligence
内容:自然言語処理技術を活用したメールやチャットなどコミュニケーション領域のリスク分析
本機能により検知精度が向上するリスク領域
① 顧客や取引先への不適切なコミュニケーションリスク
② 従業員による営業秘密の持ち出しなどの情報セキュリティリスク
③ パワハラなど労務リスク
④ 他社機密情報などの不適切情報の社内持ち込み等のコンプライアンスリスク
■Internal Risk Intelligenceとは
ファイルサーバーログなどの複数のログデータを横断的に分析し、従業員の振る舞いをあぶりだすことで、営業秘密持ち出しや隠れ残業等のリスク予兆を可視化し、リスクの発生を未然防止するサービスです。ログ分析は、1万以上のリスクシナリオとAIによる異常検知の2つのアプローチに加えて、専任のアナリストがリスク分析を行います。人の目が入ることで過検知を防ぎます。本機能の追加によって、メールやチャットのコミュニケーション履歴も分析対象に加わります。
また、本サービス導入時には情報持ち出しの検出に要する時間はIBM社の調査※2によると280日と言われている中で、本サービスの活用で検出時間は30時間となり、インシデントに対して、早期に対応し、ダメージ最小化に貢献できると考えております。
※1「Internal Risk Intelligenceに関するサービス詳細ページ」はこちら
URL:https://eltes-solution.jp/service/intenalriskintelligence
※2「IBM社による情報漏えい時に発生するコストに関する調査」はこちら
URL:https://www.ibm.com/downloads/cas/NR1591OR
[会社概要]
■株式会社エルテス(証券コード:3967 グロース市場 https://eltes.co.jp/)
「健全にテクノロジーが発展する豊かなデジタル社会を守り、デジタル社会にとってなくてはならない存在になること」をビジョンに掲げています。インターネットやSNS、テレワークなどの普及で進化し続けるデジタル社会に潜む新たなリスクから企業を守るソリューションを提供するデジタルリスク事業に加え、 従来型の人的警備にデジタル技術を融合してスマートな警備業を創出する AIセキュリティ事業、行政・企業などあらゆる組織の DX化を促進する DX推進事業を展開することで、デジタル社会の発展をサポートしていきます。
会社名 :株式会社エルテス
代表者 :代表取締役 菅原 貴弘
所在地 :東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング 6F
創業 :2004年4月28日
URL :https://eltes.co.jp/
事業内容:リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションの提供
[関連サイト]
デジタルリスク対策サービス一覧 :https://eltes-solution.jp/
採用情報 :https://eltes.recruitment.jp/
公式オウンドメディア「エルテスの道」:https://eltes.co.jp/ownedmedia/