【ユビテック】住友化学株式会社の2工場に 安全見守りサービス「Work Mate」を導入
スマートウオッチで従業員の安全・健康管理と、スマートファクトリー化を推進
株式会社ユビテック(本社:東京都港区、代表取締役社長:大内 雅雄)は、このたび、作業者の安全見守りサービス「Work Mate」を住友化学株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:岩田 圭一、以下住友化学)の岐阜プラント(岐阜県安八町)、大江工場(愛媛県新居浜市)に導入いたしましたのでお知らせします。1. 「Work Mate」導入の背景と目的
住友化学では、「安全をすべてに優先させる」という基本理念のもと、基本理念に基づく指針や「私の『基本理念』実行5原則」を設定し、全社従業員およびともに働く協力会社の皆さまを含む全ての関係者が一体となって、「重大事故・重大災害ゼロ」を目標として安全活動を展開しています。
また、住友化学は、中期経営計画の基本方針の一つに「デジタル革新による生産性の向上と事業強化」を掲げ、プラント領域においては、デジタル技術を活用したものづくり基盤の高度化、事業の競争力強化の取り組みを推進しています。
ユビテックは、2021年に先行して岐阜プラントで「Work Mate」の試行運用を実施し、作業員の安全管理として一定の有効性を確認しました。この結果を踏まえて2022年5月、労働安全衛生とDX戦略によるスマートファクトリー推進の一環として、同プラントでは、製造から工事管理業務へ適用範囲を拡大するとともに、夜間遠隔作業者の安全見守り強化として大江工場にも導入しました。IoT・AI技術を駆使した「Work Mate」によって、作業員の転倒・転落および疲労の蓄積状態などの体調変化を自動検知し、現場作業における労災事故の早期発見・未然予防を実現することで、さらなる従業員の安全と生産性の向上を目指します。
2. 今後の展開
ユビテックは、今後も作業現場における「Work Mate」のさらなる有効性、機能性向上を目指していきます。また、「ヒト」にまつわるデータの価値創造を最優先し、AI・データ活用のエクスパティーズ(専門的技術)を高め、「危険予知・予防」をコンセプトとしたサービスを展開してまいります。
■「Work Mate」のコンセプト
■「Work Mate」の特徴・機能
※ 熱中症予兆検知について
・日々のバイタルデータの個人特性をAIが学習することで、検知精度が進化し続けていく
・回復状態も検知し、現場での適切な休憩および現場復帰を促す
☑転倒・転落検知の本人確認画面・通知
☑体調レベルの変化通知
(※株式会社ユビテックはオリックスグループです。)