タイでのサービスアパートメント事業 「アスコット トンロー バンコク」等 4物件を2022年中に順次開業

三井不動産株式会社

バンコクおよびパタヤで全5物件・計1,800室超の本格稼働へ

 三井不動産株式会社(所在: 東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信) は、「MITSUI FUDOSAN ASIA DEVELOPMENT (THAILAND) CO,. Ltd.」(タイ三井不動産ディベロップメント株式会社、所在地:バンコク)を通じて、共同事業者であるタイの大手デベロッパー「Ananda Development Public Company Limited」(所在:バンコク、以下「アナンダ社」)とともに、グローバルでの実績が豊富な「The Ascott Limited」(所在:シンガポール、以下「アスコット社」)を運営会社としたサービスアパートメント(以下、「SA」)事業を推進しています。

 経済活動の本格的な再活性化を機ととらえ、このたびSA4物件の開業を決定しましたのでお知らせします。2022年7月に「アスコット トンロー バンコク」、8月に「アスコット エンバシー サトーン バンコク」、9月に「ライフ スクンビット 8 バンコク」、10月に「サマセット パタヤ」と順次開業し、開業済みの「サマセット ラマ9 バンコク」と合わせて全5物件が本格的に稼働いたします。あわせて、各SAにおける宿泊予約、各種お困りごとやご相談に備え、アスコット社にて全て日本語でのご対応が可能な日本人対応窓口を設置予定です。開業後も様々なお問い合わせに応じて、アナンダ社、アスコット社と協力しながら、特に今後増加が見込まれる訪タイ日本人駐在員・出張者・旅行者に対する各種サービスの拡充を検討してまいります。

 
上段左から:「アスコット トンロー バンコク」外観・専有部内観、「サマセット パタヤ」外観 CG
下段左から:「ライフ スクンビット 8 バンコク」「サマセット ラマ 9 バンコク」外観、「アスコット エンバシー サトーン バンコク」ラウンジ・外観


【本リリースのポイント】
  • 経済活動の再活性化を機ととらえ、「アスコット トンロー バンコク」を2022年7月15日に開業、以降も3物件を年内に順次開業。
  • すでに開業済みの「サマセット ラマ9 バンコク」も含め、バンコクおよびパタヤの全5物件が開業。長期滞在や短期滞在(1泊から利用可能)等、多様なニーズおよび目的に対応する計1,800室超のサービスアパートメントを提供。
  • 宿泊予約、各種お困りごとやご相談に備え、日本人対応窓口を設置。

(1) アスコット トンロー バンコク (Ascott Thonglor Bangkok): 41階建 451室 (2022年7月15日開業予定)
 日本人を中心に、外国人駐在員、出張者および旅行客から特に人気の高いエリアであるトンロー地区の中でも、BTS「トンロー」駅徒歩3分の好立地に位置します。近くには人気飲食店、病院、インターナショナルスクールが集積する、生活利便性が高いエリアです。

 アスコット社の最高峰ブランドである「アスコット」の名を冠し、客室・共用部含めて最高品質のサービスを提供しています。エレガントにデザインされた客室は35㎡から140㎡までの幅広いタイプを有しており、短期滞在・長期滞在問わずご利用いただけます。1ベッドルーム以上の全ての客室にキッチンや洗濯乾燥機を完備、共用部にはプール・ジム・カンファレンスルーム等を導入しています。

 
 
(左)「アスコット トンロー バンコク」専有部内観
(右)「アスコット トンロー バンコク」プール


(2) アスコット エンバシー サトーン バンコク (Ascott Embassy Sathorn Bangkok): 37階建 393室(2022年8月開業予定)
 日系企業、金融機関および各国大使館が立地するビジネス地区の中心・サトーンに所在します。人気飲食店、病院、インターナショナルスクール等が集積し、利便性が高いことから、日本人をはじめ外国人駐在員および出張者にも人気のエリアです。

 アスコット社の最高峰ブランドである「アスコット」の名を冠し、エレガントにデザインされた客室は35㎡から150㎡までの幅広いタイプを有しており、短期滞在・長期滞在問わずご利用いただけます。1ベッドルーム以上の全ての客室にキッチンや洗濯乾燥機を完備、共用部にはプール・ジム・カンファレンスルーム等を導入しています。

 
 
(左)「アスコット エンバシー サトーン バンコク」専有部内観
(右)「アスコット エンバシー サトーン バンコク」プール


(3) ライフ スクンビット 8 バンコク (lyf Sukhumvit8 Bangkok): 8階建 196室 (2022年9月開業予定)
 多くの外国人旅行客が集い、人気の飲食店・エンターテイメント施設が多数集積するエリアに所在します。バンコク・スカイトレイン(以下「BTS」)ナナ駅から徒歩2分の好立地で、バンコク市内各地へのアクセスに優れています。

 短期滞在に特化した全196室のワンルームタイプの客室と、滞在者間のコミュニケーションを加速させるコリビングスぺース・共用キッチン・コワーキングスペース等の充実した共用部を備えています。施設内でのコミュニティ醸成を図ることのできる、次世代の旅行者向けにデザインされたコリビングコンセプトのSAです。

 ライフ スクンビット 8 バンコクは、ライフ フナン シンガポール(lyf Funan Singapore)に続く世界で2物件目の「ライフ」シリーズとして竣工しました。

 
 
(左)「ライフ スクンビット 8 バンコク」共用部内観
(右)「ライフ スクンビット 8 バンコク」専有部内観


(4) サマセット パタヤ (Somerset Pattaya): 24階建 324室 (2022年10月開業予定)
 タイ国内外の旅行客が多く訪れるビーチリゾート パタヤの中心地に位置します。人気の大型商業施設「セントラルフェスティバル・パタヤ」の対面に位置し、パタヤビーチまで徒歩5分の大変利便性が高い立地です。

 スタイリッシュにデザインされた客室は35㎡から80㎡までの幅広いタイプを有しており、短期滞在ニーズをメインとしながらも、1ベッドルーム以上の全ての客室にキッチンや洗濯乾燥機を完備するなど、長期滞在用ニーズも満たす施設です。全ての客室のバルコニーを海岸方向に配置しており、ビーチリゾートならではの雰囲気を楽しめます。また、共用部にはパタヤの海を一望できるルーフトッププール・バー・カンファレンスルーム等を導入しています。

 
 
(左)「サマセット パタヤ」専有部内観 CG
(右)「サマセット パタヤ」ルーフトッププール CG



(5) サマセット ラマ 9 バンコク (Somerset Rama 9 Bangkok): 35階建 445室 (2020年12月開業済み)
 多くのオフィスビルおよび商業施設が立ち並び、今後も大規模開発が続く、バンコク市内でも発展著しいラマ9世エリアに所在します。高速道路出入口へも近く、スワンナプーム国際空港やバンコク市内各地へのアクセスも良好です。

 スタイリッシュにデザインされた客室は33㎡から90㎡までの幅広いタイプを有しており、短期滞在・長期滞在どちらのニーズにも対応できる施設です。1ベッドルーム以上の全ての客室にキッチンや洗濯乾燥機を完備し、共用部にはプール・ジム・カンファレンスルーム等を導入しています。

 
 
(左)「サマセット ラマ 9 バンコク」専有部内観
(右)「サマセット ラマ 9 バンコク」ジム



【アナンダ社について】
 本事業の共同事業者であるアナンダ社はタイ大手デベロッパーの一社であり、バンコク市内及び近郊における分譲マンション販売で豊富な実績を有しています。分譲マンション事業においてこれまで当社と29物件・2.4万戸超の共同事業を推進中のほか、5物件・1,800室超の本SA 事業を推進中です。当社グループは、これまで国内で培ってきた不動産開発のノウハウを最大限に活かしアナンダ社と共同で本事業を推進しながら、タイにおける更なる事業機会獲得を目指してまいります。

【アスコット社について】
 1984年設立、世界30ヵ国 200都市で、800物件超・35万室超のSAを運営しています(そのうち、タイでは14物件・2,700室超を運営中)(※2022年6月末時点)。同社におけるこれまでのブランドラインアップである、Ascott(アスコット)、Somerset(サマセット)、Citadines(シタディーン)のほか、ミレニアル世代をターゲットにしたスタイリッシュなホテル型 SAであるlyf(ライフ)を新たに加え、タイにおける事業を拡大しています。

【三井不動産の海外事業について】
 当社グループは、グループ長期経営方針「VISION2025」にて「グローバルカンパニーへの進化」を掲げており、今後も海外事業の飛躍的な成長を目指しています。これまでに中国・台湾・東南アジア・インドなどに加え、欧米諸国でも事業を展開しています。タイにおいてはこれまで、分譲住宅事業、SA事業および物流施設事業を推進しており、今後も更なる事業拡大を目指してまいります。


バンコク市内 位置図
 

■Ascott Thonglor Bangkok (アスコット トンロー バンコク)
所在地 :タイ バンコク トンロースクンビット通り
交  通:BTS「トンロー」駅徒歩 3 分
敷地面積:約4,730㎡
延床面積:約41,580㎡
規  模:地上41階建、地下1階
客室数 :計451室
     (客室タイプ)デラックス  (客室面積)35㎡ (客室数)225室
     (客室タイプ)スタジオ   (客室面積)45㎡ (客室数)113室
     (客室タイプ)1ベッドルーム(客室面積)60㎡ (客室数)85室
     (客室タイプ)2ベッドルーム(客室面積)100㎡ (客室数)25室
     (客室タイプ)3ベッドルーム(客室面積)140㎡ (客室数)3室
開業時期:2022年7月15日(予定)

<狭域図>



■Ascott Embassy Sathorn Bangkok (アスコット エンバシー サトーン バンコク)
所在地 :タイ バンコク サトーンサウスサトーン通り
交  通:BTS「チョンノンシー」駅、「サラデーン」駅徒歩 10 分
敷地面積:約4,010㎡
延床面積:約40,060㎡
規  模:地上37階建、地下1階
客室数 :計393室
     (客室タイプ)デラックス   (客室面積)35㎡ (客室数)180室
     (客室タイプ)スタジオ    (客室面積)50㎡ (客室数)72室
     (客室タイプ)1ベッドルーム (客室面積)65㎡ (客室数)105室
     (客室タイプ)2ベッドルーム (客室面積)100㎡ (客室数)33室
     (客室タイプ)3ベッドルーム (客室面積)150㎡ (客室数)3室
開業時期:2022年8月(予定)

<狭域図>



■lyf Sukhumvit8 Bangkok (ライフ スクンビット 8 バンコク)
所在地 :タイ バンコク ナナスクンビットソイ 8
交  通:BTS「ナナ」駅徒歩 2 分
敷地面積:約1,400㎡
延床面積:約7,870㎡
規  模:地上8階建、地下1階
客室数 :計196 室
     (客室タイプ)スタジオ (客室面積)15㎡ (客室数)196室
開業時期:2022年9月(予定)

<狭域図>


■Somerset Pattaya (サマセット パタヤ)
所在地 :タイ パタヤ パタヤサイ2通り
交  通:高速鉄道「パタヤ」新駅まで約 5km、車で 15 分
敷地面積:約6,930㎡
延床面積:約24,580㎡
規  模:地上24階建
客室数 :計324室
     (客室タイプ)デラックス  (客室面積)35㎡ (客室数)164室
     (客室タイプ)スタジオ   (客室面積)44㎡ (客室数)84室
     (客室タイプ)1ベッドルーム(客室面積)55㎡ (客室数)60室
     (客室タイプ)2ベッドルーム(客室面積)80㎡ (客室数)16室
開業時期:2022年10月(予定)

<狭域図>

<広域図>



■Somerset Rama 9 Bangkok (サマセット ラマ9 バンコク)
所在地 :タイ バンコク クエット・ディンダエンラチャダビセーク通り
交  通:MRT「ラマ 9 世」駅徒歩 4 分
敷地面積:約5,470㎡
延床面積:約40,050㎡
規  模:地上35階建、地下1階
客室数 :計445室
    (客室タイプ)デラックス  (客室面積)33㎡ (客室数)212室
    (客室タイプ)スタジオ   (客室面積)42㎡ (客室数)106室
    (客室タイプ)1ベッドルーム(客室面積)57㎡ (客室数)103室
    (客室タイプ)2ベッドルーム(客室面積)90㎡ (客室数)24室
開業時期:2020年12月

<狭域図>




三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。

【参考】・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
     https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
    ・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
     https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/
*本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における2つの目標に貢献しています。

目標11  住み続けられるまちづくりを
目標17  パートナーシップで目標を達成しよう

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