11月24日、25日に東京都立産業貿易センターで開催される2021年版「Acci Gusto」フェアで、ヨーロピアンオリーブオイルが主役になりました。「在日イタリア商工会議所のウェブサイトでも紹介されているように日本で唯一のイタリアの農産物・食品に特化したフェア」で、1988年からイタリア料理の普及に努めている日本の料理人の組合であるイタリア料理人協会が毎年開催しているものです。

　待望の2021年版では、イタリアのガストロノミーと卓越した製品をメインテーマとしたフェアを開催しました。その中でも、地中海産のオリーブオイルは、その味わい、栄養価、有機的な品質で際立っています。オリーブオイルを日常的に摂取することで得られる多くの効果により、それは健康の象徴であり、ヨーロッパや日本の食文化にとって完璧な食材です。日本料理においても、調味料や食材として日常的に使用されていることから、今回のイベントでの成功を決定づけました。

　地中海のこの貴重なエキスを紹介するワークショップでは、ラツィオ州最大のオリーブ生産者組織であるOP Latium社のエキストラバージンオリーブオイルの試飲会が特に好評でした。OP Latiumは、最高品質のオイルを生産するだけでなく、トレーサビリティシステムや製品認証の改善も提唱しています。

　日本の主催者が関心を示したことを受け、東京でもヨーロッパ産エキストラバージンオリーブオイルを特別に紹介するイベントが開催されました。1日に約1000人の来場者が、ヨーロッパで最も優れた製品の一つであるエキストラバージンオリーブオイルの品質、歴史、価値を知ることができ、日本の人々が地中海料理の味と技術を発見、再発見するための身近な方法となったのです。