【立正大学】秋の叙勲において加藤吉則名誉教授が瑞宝中綬章受賞

立正大学

三日付発表の秋の叙勲にて、加藤吉則立正大学名誉教授が瑞宝中綬章を受賞しました。 功績概要 1.大学財政の健全化(大学予算制度、自助努力による自己資本の充実、キャンパス再構築に伴う財務戦略の策定等) 2.海外大学(主に中国、韓国、フィリピン)および国内大学との協定締結 3.会計学の分野において、会計制度を社会学や近代社会思想を方法論にして、社会との関わりの中で考察し、当分野の発展に貢献 4.大学人としての社会的責任を強く意識し、地域活動に積極的に関与。特に埼玉地域において、多くの協議会委員や委員長を務め、研究者であり教育者としての経験を土台に活動  立正大学経営学部長、立正大学学園常任理事、立正大学副学長等を歴任し、平成25年3月に立正大学を定年にて退職するまで、立正大学において教育・研究活動に尽力されました。国際的な経歴としては、英国の3大学(シェフィールド大学、スターリング大学、ウェスト・オブ・イングランド大学)において、客員教授を務められ、平成8年には、中国の青島海洋大学(現:中国海洋大学)の名誉教授の称号を授与されました。  副学長および常任理事在任時には、会計分野の専門家としての知識を大いに活用して、大学財政の健全化に力を尽くし、その後の大学運営の基盤を作る大きな力となりました。具体的には、大学予算制度、自助努力による自己資本の充実、キャンパス再構築に伴う財務戦略の策定等に尽力されました。  立正大学経営学部長としては、学部のカリキュラムの現代化に力を入れ、いち早くセメスターを基礎とした先進的な構造を導入すると同時に、国際化に対応したアジア言語の必修化、産学連携の授業などを積極的に取り入れました。また、海外大学および国内大学との協定締結にも大きな力を注ぎ、中国、韓国、フィリピンの大学との交流協定を結び、「アジアの中の日本」を意識した大学間協力のあり方を示しました。国内においては、学生の相互受け入れを含み、現代的な大学間ネットワークの形成に尽力しました。  立正大学大学院経営学研究科設置にあたっては、経営学部長として、強いイニシアティブを発揮し、社会人にとっても学びやすい環境(夜間の時間帯および土曜日を中心とした開設)を提供すると同時に、社会人のニーズに沿った実務家による実学的な科目を積極的に取り入れ、伝統的な経営学教育と一線を画すカリキュラムの創造に力を入れました。   会計学の分野において、会計制度を、社会学や近代社会思想を方法論にして、社会との関わりの中で考察し、当分野の発展に貢献しました。客員教授として在籍した英国スターリング大学のR.ロスレンダーの著書(Sociological Perspectives on Modern Accountancy)を共訳し、「会計と社会」として出版、また、経営諸分野にわたる学際的研究であるクリティカル・マネジメント・スタディーズの代表作(Critical Management Studies)を「経営と社会」として共訳し、出版しました。この研究傾向は、会計や企業経営をそれらの成立基盤である環境、倫理、ジェンダー、差別といったイッシューを抱えた社会というコンテクストから考察するものです。社会における企業のあり方が見直されている昨今において、大きな意義をもつこのアプローチを日本に紹介するにあたり、多大な貢献をしました。  大学人としての社会的責任を強く意識し、地域活動に積極的に関与しました。特に、埼玉地域においては、多くの協議会委員や委員長を務め、研究者であり教育者としての経験を土台に、よりよい社会を作るために尽力されました。 ▼本件に関する問い合わせ先  学長室 広報課  椿・山田  住所: 東京都品川区大崎4-2-16  TEL: 03-3492-5250  FAX: 03-3493-9068  E-mail: contact@ris.ac.jp 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

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