資生堂、岩手県、住友林業で三者協定を締結 「BAUM オークの森」での植樹活動をサポート

住友林業株式会社

 住友林業株式会社(社長:光吉 敏郎 本社:東京都千代田区)は、株式会社資生堂(社長 兼CEO:魚谷雅彦 本社:東京都中央区)のブランド「BAUM(バウム)」が岩手県盛岡市の「BAUM オークの森」で実施する植樹活動をサポートします。活動を開始するにあたり9月3日に資生堂、岩手県(知事:達増 拓也)と三者協定を締結しました。
 
 「樹木との共生」をテーマに掲げる資生堂のブランド「BAUM(バウム)」は、「樹木の恵みを受け取るだけではなく、自然に還していく」というブランドの思想を持っています。パッケージの木製パーツに使用するオーク(ナラ)の苗木をBAUM店舗内で育成し、育てた苗木を植樹し森林資源の循環を実現します。住友林業はBAUMが誕生した2020年6月から、店舗内で育てる苗木の提供・メンテナンスや店舗内で育った苗木の植樹に向けたさらなる育成など、同ブランドの活動をサポートしています。今回の協定は、その中の取り組みの一つである植樹活動をサポートするものです。
 
【住友林業リリース「木に関するトータルコーディネートサービス開始~第一弾は㈱資生堂の新ブランド「BAUM(バウム)」~」https://sfc.jp/information/news/2020/2020-03-23.html
■BAUMストアでの育苗からBAUM オークの森への植樹までの流れ

 脱炭素社会に向けた動きが加速する中、森林はCO2を吸収し、炭素を固定する重要な機能を持つ大切な自然資本です。また、生物多様性保全や土砂災害防止など多面的な機能を有しています。当社は「BAUM オークの森」が将来豊かな森に成長し、そこからもたらされる「公益的価値」を最大化できるよう、今後もサポートを行います。

 当社は今後も国内外で培った森林事業に関する知見を活かし、自治体や民間企業の森林管理や環境保全の取り組みをサポートすることで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

■   協定概要
   <調印者>
     •    株式会社資生堂 代表取締役 エグゼクティブオフィサー、常務
      チーフブランドオフィサー クレ・ド・ポー ボーテ、イプサ、ザ・ギンザ、バウム
      鈴木 ゆかり(すずき ゆかり)
     •    岩手県 盛岡広域振興局長 高橋 達也(たかはし たつや)
     •    住友林業株式会社 森林・緑化研究センター長 中村 健太郎(なかむら けんたろう)
■ 協定内容
     •    協定期間:2021年から10年間
     •    所在地:岩手県盛岡市藪川(岩手県立自然公園内)
     •    面積:1.98 ha
     •    森林の名称:「BAUMオークの森」
     •    整備内容:年間あたりの植樹面積を 0.10~0.26haとし、年間約600本のオーク
     (ナラ)を植え、下草刈り等の保育を実施

■ 植樹地について
     •    植樹地は2018年に伐採が行われた伐採跡地であり、ミズナラを中心とした広葉樹の
      林に囲まれている

■ 植樹活動目標と留意点
     •    土地に自生する動物や環境に配慮した植樹及び森づくりを心がけ、植樹を通じて自然な
      オーク(ナラ)の森に戻すことを主な活動目標とする
<参考>
BAUM 公式サイト www.baumjapan.com

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