「第22回物流環境大賞」で部門賞2件、特別賞1件受賞
環境負荷低減やドライバーの負担軽減を推進
センコー株式会社(本社:大阪市北区、社長:福田 泰久、以下「センコー」)と株式会社ランテック(本社:福岡市博多区、社長:山中 一裕、以下「ランテック」)が、一般社団法人 日本物流団体連合会(会長:渡邉 健二)から「第22回物流環境大賞」の部門賞2件と特別賞1件を受賞しました。(写真左から、日本物流団体連合会 渡邉 健二会長、ランテック 甲斐田 一男部長)※部門賞のみ実施
同大賞は、2000年6月に創設され、優れた環境保全活動や環境啓蒙活動、あるいは先駆的な技術開発などで、物流業界の発展に貢献された企業などを表彰する制度です。
受賞内容は、ランテックが「低炭素物流推進賞」、「サステナブル活動賞」、センコーが「特別賞」の計3件です。
「低炭素物流推進賞」では、ランテックは、宮崎県から関西地区へのブロイラー(食用鶏肉)輸送について、出荷曜日の固定化や定期的な輸送物量の確保等を図ることで、13.5トン冷凍車2台による陸送から15m冷凍セミトレーラー1台を活用した海上輸送へモーダルシフトし、CO2排出量の削減、および無人航送によるドライバーの負担軽減が評価されました。
「サステナブル活動賞」では、ランテックは、冷凍冷蔵物流において「ハイブリッド電動式冷凍機」の開発や省エネ型自然冷媒を使用した冷凍装置等の先進機器の導入など環境対策を幅広く実施し、CO2排出量を削減しました。
輸送に関しては、特許を取得している「ハイブリッド電動式冷凍機」を大型ハイブリッドトラックに搭載し、回生電力を車両走行の動力に活用することで、冷凍機と車両のダブルでハイブリッドを実現したことなどが評価につながりました。
「特別賞」では、オリオン機械株式会社様(本社:長野県須坂市、社長:太田 哲郎)とセンコーは、北海道から西日本エリアへの酪農機器輸送において、兵庫県・福岡県にストックポイントを設置し、陸送による直送運行から大型幹線による海上輸送へ切り替え、CO2排出量の削減とドライバーの負担軽減を実現したことが評価されたものです。