スポーツを通じたサステナビリティ活動促進のため 世界で初となる“サステナビリティ団長”をマルセリーン・デ・コーニング氏に任命 オランダのナショナルハウス『TeamNL Tokyo Expo』にて発表

駐日オランダ王国大使館

先日6月28日、オランダオリンピック委員会・スポーツ連合(NOC*NSF)とスポーツを通して社会活動を行うオランダの財団、More2Winは、駐日オランダ王国大使館協力の元、オランダのナショナルハウス『*TeamNL Tokyo Expo』にて、世界で初となるサステナビリティ団長(シェフ・デ・エミッション(Chef d’émission))の発表を行いました。これは、オリンピック等の国際大会で活躍する選手団長=シェフ・デ・ミッション(Chef de mission)にちなんで名付けられました。世界初のサステナビリティ団長に任命されたのは、2008年北京オリンピックのセーリング競技で銀メダルを獲得し、3度の世界チャンピオンになったことでも知られるオランダのマルセリーン・デ・コーニング氏です。同氏は、今後スポーツにおける、そしてスポーツを通じたサステナビリティ活動を行っていきます。

【サステナビリティ団長‐シェフ・デ・エミッション(Chef d’émission)】
私たちの生活様式は、気候に大きな影響を与えており、スポーツの世界でも目に見えて現れてきています。冬の大会では人工雪を使う必要があり、東京マラソンでは暑さのために競技場所を800km北に移動させなければなりませんでした。また、大会のために世界中を飛び回り、一時的利用のためのスタジアムや宿泊施設の建設、膨大な量のプラスチック廃棄物を排出することは、気候問題につながっています。オランダは、世界的に大きな影響力を持つスポーツを通し、サステナビリティ活動の促進を図る“サステナビリティ団長”を世界で初めて設定し、持続可能な社会に向けての大きな第一歩を踏み出します。

発表イベントには、サステナビリティ団長のマルセリーン・デ・コーニング氏、NOC*NSFテクニカル・ディレクターのマウリッツ・ヘンドリクス氏、More2Win創業者のティム・ヴァン・ドアレン氏が参加。イベントの様子はこちらでご覧いただけます。<https://www.youtube.com/watch?v=13zI_QJF0Jg

 
@copyright NOC*NSF                    

*『TeamNLTokyo Expo』とは
オランダオリンピック委員会・スポーツ連合(NOC*NSF)とオランダ国立スポーツセンター・パーペンダル(Papendal)が、オランダ外務省と駐日オランダ王国大使館協力の元、作り上げたデジタルイベント空間。スポーツは社会的発展の動力であるというオリンピックの価値に基づき開設されたこのプラットフォームでは、「食料・水・エネルギーの連環(ネクサス)」、「ハイテク・イノベーション」、「バイタリティ」の3つを主題として、日蘭間のマッチングイベントやオンラインプレゼンテーション、オランダ人アスリートに関する情報共有などを行っています。
Teamnltokyoexpo.com ※メールアドレスご登録の上、ご参加いただけます。

【駐日オランダ王国大使館】
長い日蘭交流の歴史を基礎とし、オランダは現在においてもローカル・グローバル規模の課題解決や、ビジネス活動を促進するためのパートナーでありたいと思っております。オープンで創意に富み、包括的なオランダならではの活動を通して、社会・経済・文化におけるスポーツの力を、この夏皆さまにご紹介していきます。

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