Access Energy 国内産業廃熱市場向け発電システムの販売で西華産業と代理店契約を締結

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Access Energyは、国内の各種工場から出る廃熱を利用する発電システムThermapower モジュールの販売について西華産業株式会社と代理店契約を締結したことを発表しました。

Access Energy (アクセスエナジー)は本日、国内の各種工場から出る廃熱を利用する発電システムThermapower ORC (Organic Rankine Cycle) モジュールの販売について西華産業株式会社(本社:東京、取締役社長 西 裕康、以下、西華産業)と代理店契約を締結したことを発表しました。 Access Energy の副社長、ハーマン・アルティニアン(Herman Artinian) は「日本には世界で最も省エネが進んだ産業設備があります。それでもなお、活用されないままになっている貴重なエネルギーが存在しています。これまで200℃ 以下の廃熱には利用価値がないとされてきましたが、Access Energy のORC システムでは80℃ まで温度を下げた廃熱も、貴重な熱源として発電に活用できることを実証しています」と述べました。 また、アルティニアンは今回の販売代理店契約の締結について、「西華産業は産業界に数多くの顧客を持ち、豊富な市場知識を有しています。今後、西華産業との協力によって当社の技術を日本全国の工場に提供していけるものと期待しています」と表明しました。 西華産業の取締役専務執行役員 営業統括本部長、三吉隆夫氏は、「鉄鋼、セメント、ガラス、石油化学、食品等の幅広い産業界における工場生産プロセスで、未回収となっている低温廃熱が多く存在します。当社は80℃ ~200℃ の廃熱を利用した高効率のバイナリー発電(ORC) を通じてお客様の電力コストの削減を提案し、さらには日本の省エネルギー化、環境問題への取り組みに貢献できればと考えております。今後、国内産業界へアクセスエナジー社のThermapower システムの導入を進め、お客様の低温廃熱回収ニーズに対応できるものと大いに期待しています」と述べています。 Access Energy のThermapower 熱回収システムは、Access Energy の親会社であるCalnetix Technologiesが開発製造したCarefree Integrated Power Module (IPM) を使用しています。Carefree IPM は高速ターボエキスパンダおよび発電機をひとつの可動部品として密閉ユニットに納め、低温から中温の廃熱源を利用し最大125 kW の実用的な品質の電力を生成します。 Carefree IPM に加えて、ORC モジュールにはCalnetix 独自のパワーエレクトロニクス・ユニットと磁気軸受コントローラ、可変速制御ポンプおよび付属配管、有機作動流体が含まれています。システムを動作させると熱源がエネルギーをORC システムに転送し、そこで有機作動流体が蒸発して加圧されます。加圧された流体はCarefree IPM に入り、流体が膨張することによってタービンを動かし電力を発生させます。作動流体は膨張後、凝縮されてポンプに供給され、以上のサイクルを繰り返します。これらの動作の仕組みについては、web 上にビデオ映像をご用意していますので、こちらをご覧ください。http://www.access-energy.com/japanese/ae_applications.html Access Energy はThermapower を地熱や海洋エネルギー、焼却施設、そして廃熱を排出するさまざまな産業設備において実績を持つエンドユーザー向けに販売するほか、これらのアプリケーションに対応する各種設備にThermapower を統合したOEM 提供も行っています。これまでさまざまなOEM メーカーが、比較検討の上、Thermapower 熱回収システムを採用しています。 Thermapower ORC モジュールを構成する中核技術は、2009年以降Calnetix によって代理店およびライセンス契約を通じて米国をはじめ、カナダ、欧州、中東、アジアに導入されており、これまで全世界で2000万ワット以上の販売実績を上げています。 西華産業について 三菱系の機械総合専門商社。電力、鉄鋼、石油化学、繊維、食品等向け発電設備、生産設備、環境保全設備、工作機械、電子・情報システム機器など、あらゆる産業界で必要とされる機械設備、および先端素材等販売をグローバルに販売展開している。国内16拠点、海外11拠点。 詳細についてはwww.seika.com をご覧ください。 西華産業株式会社 資本金67億2,800万円 東京証券取引所第1部上場。証券コード8061 設立1947年10月1日 取締役社長 西 裕康  東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル 3階 電話: (03)5221-7101 Access Energyについて 米国カリフォルニア州セリトスに本社を置くAccess Energy は小規模な商用及び産業用設備からの廃熱あるいは圧力を効率良くエネルギーに変換するシステムの開発、製造、販売、保守を行っています。これらのシステムは製造や処理工程を変更・中断することなく電力に変換するよう特別な設計が施されています。Access Energy はCalnetix Technologies, LLC の完全子会社です。詳細については、www.access-energy.com/japanese/ をご覧ください。 【本件に関するお客様のお問合せ先】 西華産業株式会社 部署:営業統括本部 業務部 氏名:村岡 勲 電話:(03)5221-7109 E-mail: i-muraoka@jp.seika.com 【本件に関する報道関係者のお問合せ先】 Access Energy 広報担当 株式会社プラップジャパンCS8部 坂川 孝弘/矢畑 彰則 Tel: 03-4570-3191 / Fax: 03-4570-3189 E-mail: t-sakagawa@prap.co.jp / a-yabata@prap.co.jp ###

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