【DRAGON CHEF】総監督・須賀が厳しいダメ出し!大阪代表・元大工の異端イケメンシェフが脱落…
DRAGON CHEF 2021~サバイバルラウンド~」
5月29日(土)放送分 対戦結果
優勝賞金1000万円! 夢と情熱を持った40歳未満のシェフたちが龍のごとく駆け上がる“若手料理人№1決定戦”「DRAGON CHEF 2021」のサバイバルラウンド!
5月29日(土)の結果発表!
今回のテーマは、世界中で愛される最もメジャーな野菜「じゃがいも」。総監督・須賀洋介の師匠で、料理の神様と言われたジョエル・ロブションの代表的な料理に『じゃがいものピュレ』があり、須賀にとっても思い入れのある食材だ。今回のバトルで使われるのは北海道の尾藤光一さんが提供してくれた「雪室熟成じゃがいも」。低温倉庫で1年以上熟成することで、じゃがいも本来の甘さを引き出し、通常のじゃがいもの2倍もの糖度になるという。
調理がスタートすると、三重県代表の大野は、「じゃがいもで和菓子を作る」と宣言。大阪代表の三島は、スライスしたじゃがいもを油で揚げる一方で、中をくり抜いたじゃがいもをロースト。さらに、いくらを入れたマッシュポテトを作る。そして、じゃがいもの産地・北海道代表として意地を見せたい下國は、塩を振ったじゃがいもをパン生地で包んでいく。
今回、料理を試食したのは、須賀シェフのほか、ゲストの河北麻友子、雪室熟成じゃがいもを提供してくれた尾藤光一さんの3人。
◆コロナに負けず、新たな挑戦を始めた若手料理人たち 渾身の一皿に、須賀が厳しいダメ出し!
そんな大野が作ったのは、「和菓子じゃがいものきんとんそぼろ紫陽花」。蜂蜜を加えゆっくり炒めたじゃがいもを、牛乳とみりんで煮込んだじゃがいものピューレで包んだ後、さらにその外側を裏ごししたじゃがいもで包む。ここは、あえて砂糖を使わず、じゃがいも本来の甘さで勝負した。3層のじゃがいもで作る栗きんとんのような発想で、仕上げには裏ごしした実えんどう、ビーツ、紫じゃがいもなどを使い、紫陽花のようにきれいな和菓子になった。
試食した河北は、「おいしいです。甘みがすごくて、ホントにスイーツのよう」と感激。生産者の尾藤も「僕はこのじゃがいもを毎日のように食べてますが、(この和菓子は)じゃがいもの味を殺してないなと素直に感じます」と語った。
そんな三島が勝負をかけた一品は、「尾藤農園雪室熟成じゃがいものデクリネゾン」。一つ目の調理法は、じゃがいもをくり抜き、外側をロースト。二つ目は、マッシュポテトをいくらと合わせ、それをローストしたじゃがいもの中に入れた。そして三つ目の調理法は、カラッと揚げたポテトチップスを砕き、さらに細かい炭と合わせ、北の大地をイメージした皿に散りばめた。3つの調理法を一皿にまとめ、サワークリームのソースを載せて、味のアクセントをつけた。
そんな下國が作ったのは、「ジャガバタ」の最新版。まずじゃがいもをパンで包んで焼いた後、香りをつけるため、ふきの葉で包む。さらにじゃがいもの皮と、鮭の皮、おが屑などを合わせたパン釜を作り、それでふきの葉を包んで再び焼き上げた。バターには北海道が誇る珍味、鮭とば(鮭の干物)の塩味をプラス。まさに「ジャガバタ」を究極に突き詰めた一品となった。
◆今回涙を飲んだシェフは? そして早くもリベンジを宣言!?
河北と尾藤の意見を参考に、最終的なジャッジを下すのは、総監督・須賀。審査結果は、1位が下國、2位が大野となり、三島が脱落。6位の大野と8位の下國の順位が入れ替わった。
試食では下國の料理に厳しいダメ出しをした須賀だが、「(料理への)アプローチがやはり面白い。次に何をやってくれるかなという期待値から1位にした」と語る。「ただ次も(今回と)同じ流れできたらまずいかな」と釘を刺した。
河北は、「(三島さんの料理は)おかわりしたいくらい美味しかったので、またがんばってほしい」とエールを送った。
【次回6月5日(土)の「DRAGON CHEF」は?】
あのドラマの舞台にもなったグランメゾン「ポール・ボキューズ」で、4人のシェフが対決!
さらに過酷なルールで、一気に2人が脱落!!
【出演者】
MC 山里亮太
アシスタント 増田紗織(ABCテレビアナウンサー)
総監督 須賀洋介(SUGALABO Inc.代表)
現在残っているファイナリスト(順位は暫定)
1位 山下泰史(福岡) 2位 三和慎吾(山口)3位 高木祐輔(東京)
4位 花田洋平(大阪) 5位 井上豪希(東京) 6位 下國伸(北海道)
7位 中川寛大(京都) 8位 大野嬉々(三重)
「ザ・プレミアム・モルツ プレゼンツ DRAGON CHEF 2021~サバイバルラウンド~」
毎週土曜 深夜0時5分~ ABCテレビ(関西ローカル)
ABEMAで同時間帯に配信
TVer・ABEMA見逃し配信あり