サ高住入居者にiPadを貸与
―生活の質向上とコミュニケーションツールとして積極活用ー
当社は今年2月に自社で運営する自立型シニア住宅入居者約1500名にアンケートを実施したところ、半数近くの方がスマートフォンを保有し、パソコンも4割以上の方が保有しており、大半の方がIT機器の利用に関し、関心があるという回答を得ました。また利用時間も6割以上の方が、1日1時間以上しており、IT機器に関して否定的な意見は少なく「機会があれば積極的に利用したい」という声が多いことがわかりました。また昨今では年齢にかかわらず、仕事に従事している方も多く、リモートワークやweb会議に参加している方もいます。このようなものを状況を踏まえ、当社では、この度、フリーWi-Fiを装備したサ高住の開設を機に入居者へiPadの無償太陽を導入することとしました。
高齢者は、スマートデバイスへの理解度、習熟度に大きな差があることから、入居時にスタッフがiPadの操作等の説明を行い、入居後は館内レクリエーションや個別の相談日を設け、スキルの向上を図ってまいります。
現在ではインターネットは生活インフラの一部になっています。特に新型コロナウイルス感染症拡大の影響で外出やご家族、ご友人との会合が難しい環境下で、外部とのコミュニケーションツールとして積極的に活用るすことは、ひとり暮らしの高齢者にとってのメリットは大きいものと考えます。ご家族、ご友人、知人との通信、ビデオ通話をサポートします。また同サ高住はグローバルビレッジ津雲台内にあり、当社は一昨年、大阪大学と「オムニサイト協定」を締結していることからSNSやゲームアプリを通じて大学生、留学生とのコミュニケーションにも活用していく予定です。同時に、安否確認及び館内緊急コールの補助機能としても活用します。
当社は、今後も高齢者の豊かな暮らしをサポートするとともに、持続的な社会の実現の一助となるサービスの提供に努めて参ります。