「PingCAP」日本法人の設立を発表

PingCAP株式会社


2021年4月、オープンソースの分散型データベースを提供するPingCAP(ピンキャップ)は、日本市場における本格的なサービス提供のため、日本法人であるPingCAP株式会社(東京都千代田区丸の内 / 社長執行役員CEO Jason YU / URL: https://pingcap.com/jp/)を設立したことを発表しました。

PingCAPは2015年に設立し、これまで金融、eコマース、決済、オンラインビデオ、ゲーム、ロジスティクス、メディア、製造、旅行など、世界の多様な業界の1,500社以上の企業に採用されております。お客様が煩雑なデータベースの運用から脱却し、少しでも自社のビジネスに集中できるような環境を当社の主力製品であるTiDB(タイデービー)によって提供しています。

PingCAPの主力製品であるTiDBは、水平方向の拡張性、強力な一貫性、MySQLとの互換性による高い可用性を備えたオープンソースのハイブリッド・トランザクション/分析処理(HTAP)データベースです。

PingCAPは日本法人設立と同時に、日本市場向けに「TiDB 5.0」もリリースしました。製品の詳細と試用については、下記リンクよりご覧ください。
https://en.pingcap.com/blog/tidb-5.0-ga-one-stop-htap-solution-deliver-speed-stability-simplicity

また、PingCAPは2020年6月に、AWSおよびGCP上でデータベースのフルマネージドサービスであるTiDB Cloudのリリースを発表しました。これにより、お客様の選択肢が広がります。

■PingCAP 最高経営責任者(CEO) マックス・リュー(Max Liu)コメント
「PingCAPのビジョンは、イノベーションリーダーの成長をサポートすることです。日本はTiDBのようなオープンソース系のソリューションの需要が高まる中において、当社にとって重要な市場です。我々は、日本での事業展開をできることに興奮しており、日本のお客様のデジタルトランスフォーメーションと日本のオープンソースコミュニティに貢献することをお約束します。」

PingCAPは、次世代データベースの開発にオープンソースをコアな戦略として採用しています。PingCAPはCloud Native Computing Foundation(以下CNCF)に参画しており、TiDB以外にも分散Key-ValueストレージのTiKV(https://tikv.org/)、カオスエンジニアリングプラットフォームのChaos Mesh®(https://chaos-mesh.org/)という2つのプロジェクトが世界で広く採用されております。PingCAPは、過去2年連続でCNCFグローバル貢献ランキングリストのトップ10に入っています。

■CNCF ゼネラルマネージャー  プリヤンカ・シャーマ(Priyanka Sharma)氏とCTO クリス・アニズィック(Chris Aniszczyk)氏コメント
「PingCAPは、CNCFでホスティングされている2つのプロジェクトを通じて広範なクラウドネイティブコミュニティに積極的に貢献してきました。PingCAPがグローバルなマーケティングとコミュニティ活動を拡大することを嬉しく思うと共に、世界のクラウドネイティブのテクノロジーの開発と採用を推進するために貢献していくことを期待しています。」

■PingCAPについて 
PingCAPはエンタープライズ向けのソフトウェアサービスプロバイダーとして2015年に設立され、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供することにコミットしています。PingCAPの代表的なプロジェクトであるTiDBは、オープンソースの分散型ハイブリッド・トランザクション/分析処理(HTAP)データベースで、水平方向の拡張性、強力な一貫性、MySQLとの互換性を備えた高い可用性を特徴としています。PinCAPの詳細についてはhttps://pingcap.com/jp/ をご覧ください。
 

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