「自動翻訳は使えない!」その常識をこの1冊が覆す。成果直結の使い方マニュアル『自動翻訳大全』を10月5日発売
~コツさえ掴めば、自動翻訳で英語を完璧に「読む」「書く」「聞く」「話す」ことができる!~
A I+人で生産性を高めるオンライン翻訳プラットフォーム「ヤラクゼン」、および、会議の会話を途切れることなく音声翻訳・字幕表示するスマート音声翻訳機「ヤラクスティック(β)」を提供する八楽株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:坂西優)は、この度、関西大学外国語学部にて翻訳通訳学を研究している山田優研究室との共著にて新刊「自動翻訳大全」を、2020年10月5日に刊行いたしました。
<自動翻訳の正しい使い方、役立つ活用ノウハウを一挙公開>
近年成長著しい人工知能(AI)によって、今やプロの通訳レベルにまで進化しているGoogle翻訳をはじめとした自動翻訳。しかし、ときに自動翻訳が誤訳するのは、多くの人がその正しい使い方を知らないからです。本書では、八楽株式会社の代表取締役 坂西優と、機械翻訳研究の第一人者である関西大学外国語学部教授の山田優が、AI時代の自動翻訳の基本ルール、そしてミスなく翻訳するための実践ノウハウを一挙に公開します。
<「自動翻訳は使えない!」はもはや過去の話。AI 技術が自動翻訳を「使える」ツールに変えた>
2016年秋頃、AIの「ディープラーニング(深層学習)」を活用した翻訳システムである、「ニューラル機械翻訳(NMT)」と呼ばれる新しい翻訳技術が登場して以来、翻訳の品質が格段に向上しました。いわば今の自動翻訳は、AIが人間からの指示を待たずに自分自身で学習し、どんどん進化しているのです。しかし、1つだけ認識しておきたいのは、劇的に精度が上がり、ビジネス文書と相性がよいとはいっても、AI 翻訳も間違えることはあるということ。つまり、うまく使うことが大事です。私たちが持つべきなのは、うまく自動翻訳を使いこなすスキルです。
<自動翻訳のコツを掴めば、誰でも英語業務の効率がグンとUP!>
自動翻訳の使い方のコツをマスターすれば、残業しないと終わらなかった英文メールのやりとりを業務時間内に完結できたり、辞書を片手になんとか読解していた英語のマニュアルがスラスラ読めたり、発言内容を理解できないまま参加していた英語ミーティングについていけるようになります。本書では、英語を「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つのスキルで章を分け、それぞれのスキルごとに自動翻訳の精度を上げるノウハウやテクニックを掲載しています。
テクニック例:“英語にしやすい日本語”に書き換えて、自動翻訳にミスをさせない!
1. 文は短くシンプルに
日本語特有の敬語や丁寧な言葉遣いも、自動翻訳では不要。言い回しはできるだけシンプルにし、長い文章は分解して、細かく区切るのがまず基本です。
2. 省略は避けてハッキリと
日本語で特に省略されやすく誤訳につながりやすい要素は、主語(「誰が」)、所有格(「誰の」)、時間情報(「いつ」)など。省略せず表現しましょう。
3. 翻訳しやすい表記に
固有名詞や専門用語はアルファベット、数字はアラビア数字で表記したほうが、正確に翻訳できます。自動翻訳が訳しやすい表記に合わせることが重要です。
・著者 坂西 優(さかにし すぐる) プロフィール
八楽株式会社 代表取締役。2002 年、早稲田大学社会科学部を卒業後、会計を学びに渡米。現地ニューヨークにてマーケティング代理店Allon, Inc. を起業し、アメリカ企業おける日本市場へのオンラインマーケティング支援に従事する。その後日本に帰国し、2010 年、八楽株式会社をスタート。以来、オンライン翻訳プラットフォーム「ヤラクゼン」、スマート音声翻訳機「ヤラクスティック」など、さまざまな自動翻訳サービスを開発・運営している。
<著者コメント>英語を使いこなしたい。1秒でも早く英語の仕事を終わらせたい。そんな思いを実現するための手段とノウハウを、一冊にまとめたのが本書です。結論から先にいうと、「使い方のコツ」を身に付ければ、自動翻訳を活用して誰でもほぼ完璧に英語が使いこなせます。もちろん、仕事で必要な英語もです。本書に凝縮したノウハウは、現在まで自動翻訳ツールを開発・運用して培った私の経験に、共著者である関西大学外国語学部の山田 優教授の翻訳研究を重ね合わせることで具体化し、体系的にまとめることができました。自動翻訳は日進月歩で進化を続けています。ここまで技術が発展した以上、この波に乗らない手はありません。使い方次第で、今すぐ、誰でも言葉の壁を越えることができます。本書が、読者の皆様、そして英語に苦労している方たちの一助となれば幸いです。
・著者 山田 優(やまだ まさる) プロフィール
関西大学外国語学部/外国語教育学研究科 教授。米国ウエストバージニア大学大学院修士(言語学)。立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科博士(異文化コミュニケーション学/翻訳通訳学)。米フォード・モーターの社内通訳者、産業翻訳者を経て、株式会社翻訳ラボを設立。現在は、翻訳研究者、大学教員として翻訳通訳研究に没頭する。研究の関心は、翻訳テクノロジー論(ポストエディット含む)、翻訳プロセス研究(TPR)、翻訳の外国語教育への応用(TILT)、字幕翻訳研究(AVT)。最近の関心事は、翻訳について語るための言葉(メタ言語)の構築、産学・文理の壁を越えた翻訳学の探求、そして翻訳・多言語化の社会実装。
◆書籍情報
- 書名:『自動翻訳大全』
- 著者:坂西 優・山田優
- 刊行日:2020 年10月5日(月)
- 発行者:三才ブックス
- 定価:1,870 円(税込み)
- 仕様:四六判・並製
- ページ数:288 ページ
- ISBN:ISBN978-4866731933
- 販売店:全国の書店および主要電子書籍ストア
- 三才ブックスオフィシャルサイト:https://www.sansaibooks.co.jp/mook/9784866731933.html
- 書籍購入ページ:(amazon)https://amzn.to/35xR26t,(楽天)https://books.rakuten.co.jp/rb/16321923/
CHAPTER1: 人間を超えた「AI 翻訳」の波に乗れ
CHAPTER2: 秒速で「読む」
CHAPTER3: 完璧に「書く」
CHAPTER4: あらゆる状況で「聞く」
CHAPTER5: 今すぐ「話す」
CHAPTER6: 自動翻訳を使いこなして英語力を上げる!