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2019年9月13日、千葉市美浜文化ホール(千葉市美浜区)で開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会アイルランド代表チームのウェルカムセレモニーに、帝京平成大学健康医療スポーツ学部(千葉県市原市)の学生らが参加した。これは、地元・市原市からの協力要請を受けて、同学部医療スポーツ学科の馬場宏輝准教授のスポーツマネジメント・スポーツイベントの教育・研究活動の一環として行ったもの。学生らは代表チームの出迎えや会場までの先導などを行い、選手らと交流した。
帝京平成大学千葉キャンパスとちはら台キャンパスが所在する千葉県市原市は、ラグビーワールドカップ2019(RWC2019)日本大会において組織委員会と公認チームキャンプ地契約を締結し、アイルランド代表チームのキャンプ地・ホストタウンとして選手らを迎えた。
大会直前の9月9日、台風15号が上陸し、市原市を含む千葉県は甚大な被害を受けた。こうした中、9月13日に千葉市内で「チームウェルカムセレモニー」が開催され、同大健康医療スポーツ学部の学生らは代表チームの選手やスタッフを出迎え(WalkAbout)、会場まで先導した。
ウェルカムセレモニーは、出場チームの栄誉を称え、大会での活躍を祈願するとともに、出場チームとホストタウンを結ぶ、RWC2019の重要な公式行事。市原市からの協力要請があり、健康医療スポーツ学部医療スポーツ学科の馬場宏輝准教授(体育・スポーツ経営学)のスポーツマネジメント・スポーツイベントの教育・研究活動の一環として同学部の学生らが参加した。
学生らは出迎えや会場までの先導などを通してアイルランド代表チームと直接交流し、歓迎の意を伝えた。その際、台風被害を受けた千葉県、市原市に向けたメッセージカードに選手からサインをもらい、市原市に寄贈した。
セレモニーに参加した学生からは「世界のトップ選手を迎えることができてとてもうれしい」「アイルランドがどんな国なのかもっと知りたいと思った」「日本代表チームとともに今後はアイルランド代表チームも応援していきたい」などの声が寄せられ、とても貴重な経験となった様子だった。
また、馬場准教授は「台風15号の影響もありましたが、アイルランド代表チームを無事にお迎えし、ウェルカムセレモニーを開催することができてよかったです。国際的なスポーツイベントの公式行事に、地方自治体が関わる大変さを実感することが出来ました。学生にとっても、一流アスリートと身近に触れ合うよい機会になったと思います」と話す。
トーナメント準々決勝戦直前には台風19号が上陸し、15号による被害からの復旧さなかの千葉県、市原市に大きな傷跡を残した。しかし、試合前日の10月18日、アイルランド代表チームスタッフは市原市内でのがれき撤去などのボランティア活動を行い、キャンプ地である同市に対する友好を示してくれた。
同大は「アイルランド代表チームとの交流の記憶を伝えるとともに、市原市の一員として、あらためて敬意と感謝の意を表します。また、今後も地域のボランティア活動のさらなる推進に取り組んでまいります」としている。
(参考:帝京平成大学公式サイト内)
・ラグビーワールドカップ2019日本大会 アイルランド代表チームとの交流を行いました。
https://www.thu.ac.jp/news/2019/191115-01
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人 帝京平成大学 入試課
住所:東京都豊島区東池袋2-51-4
TEL:03-5843-3305
【リリース発信元】 大学プレスセンター
https://www.u-presscenter.jp/