NSSOL、ノキアとの協業により5G関連ソリューションを強化

日鉄ソリューションズ株式会社

自営無線網(ローカル5G/プライベートLTE)提供に関して国内販売代理店契約を締結








日鉄ソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森田 宏之、以下 NSSOL)は、自営無線網の導入検討、構築から運用までの包括的なサービスをお客様に提供するために、ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社(以下、ノキア)と国内販売代理店契約を締結いたしました。

近年、さまざまな産業でAI/IoTといった先進的なITが広範囲に活用されるようになり、特に製造業では、現場作業の改善、技能伝承、安全管理など多くの分野において利活用が進んでいます。また、世界で開始され始めている第5世代移動通信システム(5G)は、高速大容量、低遅延、多数の端末との同時接続といった特長があり、産業界において幅広い応用分野が期待されています。

ノキアは、通信技術においてグローバルでリーディングカンパニーとして世界130カ国の通信事業者に製品・サービスを提供し、50件の5G商用サービスの契約を結んでいます。一方で、120以上の企業・自治体に対しても、スモールスタートが可能で、プラグ&プレイ型かつ運用をマネージドサービス化した自営無線網クラウドサービス「Nokia Digital Automation Cloud (以下、Nokia DAC)」を提供しています。本「Nokia DAC」を用いることで、お客様の現場で発生する各種データを社内に閉じて、セキュアに収集・蓄積することが可能となります。

NSSOLは、モノづくりの現場で培った経験と高度なIT力を活かし、製造・流通業など幅広い業種向けにITソリューションを提供しています。また、製造・物流の現場において発生するデータをデジタル化して取得し、分析、シミュレーション、最適化を通じて、新たな価値創造や課題解決を実現するIoX(*1)ソリューションを展開しています。

NSSOLは、将来的に多くのお客様が、AI/IoTの活用を推進される際に、「Nokia DAC」が必要になると先見し、2017年よりノキアと共同で検証作業を実施してきました。国内の通信事業者に対する構築や運用実績にもとづき、国内企業が自営通信網として用いる際に必要となる機能要件や運用要件の検討をノキアとともに続けています。

NSSOLとノキアはこれらの強み並びにシナジー効果を活かし、自営無線網の導入を検討されるお客様に対して現実的かつ効果的なサービスを提供することで、お客様のデジタルトランスフォーメーション推進に貢献してまいります。

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ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社 執行役員社長ジョン・ハリントン氏は次のように述べています。「日本では、まもなくローカル5G/プライベートLTEが制度化されようとしており、5G技術を幅広い産業界の皆さまにご提供するためには製造・物流業界での強いパイプを持つNSSOL様との連携は重要なマイルストーンの一つであると考えています。ノキアのエンドツーエンドのポートフォリオをNSSOL様との連携により産業界のお客様に5G技術を提供していきます。」
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※1: IoXとは、「IoT:モノのインターネット」に「IoH:ヒトのインターネット」を加えた当社の考え方 「Internet of X」 に由来する当社の登録商標です。
 

※2019年4月に新日鉄住金ソリューションズは日鉄ソリューションズに社名変更いたしました。※
日鉄ソリューションズ(NSSOL)は、製鉄業で培った豊富な経験と高度なIT力を活かし、製造・消費財、流通・サービス、通信、金融、社会公共など幅広い業種向けに、お客さまの立場に立ったITソリューションを提供しています。
■売上高 : 2,653億円(連結)[2019年3月期]
■従業員数: 6,434名(連結)[2019年3月期]

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