学習院大学が12月14日に講演会「アートとジェンダー、セクシュアリティ」を開催 -- 現代美術の最前線で活躍するキュレーター、アーティスト、写真家を招請

学習院大学

学習院大学人文科学研究科身体表象文化学専攻(東京都豊島区)は12月14日(土)に講演会「アートとジェンダー、セクシュアリティ」を開催する。キュレーター、アーティスト、写真家として、一貫して「ジェンダーとセクシュアリティ」にこだわってきた3名をゲストに招請。現代美術の領域でこそ可能な表現とはどういったものか、社会の実践とどのように切り結びうるのかなどについて語る。予約不要、入場無料。  今回の講演会では、石橋財団アーティゾン美術館副館長の笠原美智子氏とアーティストのブブ・ド・ラ・マドレーヌ氏、写真家の森栄喜氏を招請。それぞれの作品や仕事を振り返るトークの後、クロストークと質疑応答を予定している。現代美術の最前線で活躍する3名が「現代美術の領域でこそ可能な表現とはどういったものか」「それは社会の実践とどのように切り結びうるのか」について考える。概要は下記の通り。 ◆講演会「アートとジェンダー、セクシュアリティ」概要 【日 時】 12月14日(土) 14:00~(17:00終了予定) 【会 場】 学習院大学目白キャンパス 西5号館地下 B1教室 【ゲスト】  笠原美智子(アーティゾン美術館副館長)  ブブ・ド・ラ・マドレーヌ(アーティスト)  森栄喜(写真家) 【進 行】 溝口彰子(学習院大学人文科学研究科身体表象文化学専攻非常勤講師。視覚文化研究、クィア・スタディーズ) 【入場料】 無料 ■ゲスト プロフィール <笠原美智子>  1957年長野県生まれ。83年明治学院大学社会学部社会学科卒業。87年シカゴ・コロンビア・カレッジ大学院修士課程修了(写真専攻)。東京都写真美術館、東京都現代美術館にて学芸員を務め、現在、石橋財団アーティゾン美術館副館長(旧ブリヂストン美術館)。  日本で初めてのフェミニズムの視点からの企画展「私という道へ向かって 現代女性セルフ・ポートレイト」展(91年)を皮切りに、ジェンダーの視点からの展覧会を多数企画。  著書に『ヌードのポリティクス 女性写真家の仕事』(筑摩書房、98年)、『写真、時代に抗するもの』(青弓社、02年)、『ジェンダー写真論 1991-2017』(里山社、18年)ほか。 <ブブ・ド・ラ・マドレーヌ>  1961年大阪市生まれ。京都市立芸術大学美術学部卒業。90年代よりパフォーマンス、映像、テキスト等による作品を発表。同時にHIV/エイズと共に生きる人々やセックスワーカー、女性、セクシュアルマイノリティ等の健康と人権に関する市民運動に携わる。  主な作品に《人魚の領土》(2004)、《水図プロジェクト》(2010-12)等。主な共著に『セックスワーク・スタディーズ』(日本評論社、2018)等。現在、アーツ前橋にて開催中の展覧会「表現の生態系 世界との関係をつくりかえる」(2019年10月12日~2020年1月13日)に新作《人魚の脱皮》を出展中。 <森栄喜>  1976年石川県金沢市生まれ。パーソンズ美術大学写真学科卒業。写真集『intimacy』(ナナロク社、13年)で第39回木村伊兵衛写真賞を受賞。  写真集『Crows and Pearls』(edition.nord、09年)、『tokyo boy alone』(レボリューション・スター・パブリッシング、台湾、11年)、『Family Regained』(ナナロク社、17年)のほか、同性婚をテーマにしたパフォーマンスシリーズ『Wedding Politics』(13~16年)、短篇『Letter to My Son』(週刊読書人、18~19年)など。  近年の展覧会に個展『Letter to My Son』(KEN NAKAHASHI、18年)、グループ展『小さいながらもたしかなこと 日本の新進作家 vol.15』(東京都写真美術館、18~19年)。 ▼講演会に関する問い合わせ先  学習院大学人文科学研究科身体表象文化学専攻事務室  TEL: 03-5992-1404  E-mail: cscvroff@gakushuin.ac.jp ▼取材に関する問い合わせ先  学習院大学学長室広報センター  TEL: 03-5992-1008 【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/

その他のリリース

話題のリリース

機能と特徴

お知らせ